70点 フレッシュさで爽快感を得た甘口生原酒。立春の日に搾られて瓶詰めされることが、このお酒の最大の価値だ。
立春といえば・・・?2月4日(ごろ)!そして我ら日本酒スキーにとって2月4日は・・・そう、立春朝搾りの発売日であーる。
立春朝搾りとは、日本名門酒会に所属する酒屋が蔵元まで出向き、その日に絞られたピチピチの日本酒を、その日のうちにお客さんに届けるという企画型商品だ。
しかし、なんというエクストリーム出荷&販売だろう!阿鼻叫喚の酒蔵、高速道路で繰り広げられる酒屋トラックとパトカーのカーチェイス、そして満面の笑みで待つお客さんの仏の顔、きっとそんな感じなんだろうなぁ(違います)。
購入方法は、事前にお店で予約する形。お店によって扱う銘柄が違うので注意だ。有名なところだと、新政、一ノ蔵、仙禽、そして今回ご紹介する東京・多摩の地酒、澤乃井が参加している。
毎年12月下旬から1月上旬にかけて予約がスタートするので、公式サイトなどで情報収集するのがお薦めだ。
これが澤乃井謹製の「立春朝搾り」!スペックは純米吟醸生原酒、うすにごり仕様で、精米歩合は55%の五百万石。この情報から推測するに、毎年2月に発売される限定品「澤乃井 春ノ雪」を朝搾りしたもののようだ。
この古典感溢れるラベルがいいねー!立春朝搾りはデザインが大体共通なので、ぱっと見区別がつかないのだが、それも楽しい。
しかし、これを開栓したのはなんと4月1日。い、いやぁ、本当に暖かくなってからがベストなんじゃないかと思いましてねぇ・・・HAHAHA。
ゴメンナサイorz
◆◆◆
気を取り直して、テイスティングスタート。まずは冷蔵庫で冷やされた、冷酒状態で飲む。 香りはストロベリーだね、そこにミント風の気持ちのいいテイストが混じる。うむ、このフレッシュ感、生酒らしい!
味もミントな感じがあり、ピチピチした刺激感も相まって「あー、生酒飲んでる~」とテンションも上がる。辛口なんだけど、ドライというより濃厚。後半は甘さでスーッとフェイドアウト。
さすがの完成度を持った純米吟醸生酒だ。しかし、ごく普通とも言える。特別秀でたところがあるわけでもなく、 典型的な淡麗旨口の生原酒の味だ。
この生っぽさは割りと早めに変化してしまい、3日後ぐらいから甘さと原酒ゆえの重さが目立つようになる。こうなると、軽さを重視する僕には辛い感じになるなぁ。
ちなみに、適当に熱燗、それも飛び切り燗(55℃以上)してみたら相当いい!酸味と辛さが倍増するけど、熱さで吹っ飛ぶので飲みやすい。甘さは控えめになり、ただただホットなアルコールを味わう感じ。これはかなりお薦めね!
◆◆◆
立春朝搾りという特別な日の限定品であるが、造りがレギュラー品ベースのため、味に特別なものがあるわけじゃない、そういう感想となった。
とはいえ、このお酒の狙いは味ではないのだから問題ない。立春朝搾りは「酒蔵と酒屋と消費者のふれあいを増やす」体験型商品なのだ。
酒蔵は「わざわざ」2月4日にお酒の状態をベストにして絞る、酒屋は「わざわざ」自分で蔵まで出向き、瓶にラベルを張ってお酒を持ち帰る、消費者は「わざわざ」お店で予約して再来店して引き取る。
この「わざわざ」が大切なのだと、日本名門酒会を主催する株式会社岡永は主張する。そこに交流が生まれ、コミュニケーションが生まれるからだ。僕もそう思う。
春の訪れを伝える縁起酒「立春朝搾り」の生みの親 「日本名門酒会」が日本酒業界に渡す架け橋
お酒は味だけじゃない、そんなことに気づかせてくれるのが「澤乃井 立春朝搾り」だ。その意味を体験するため、皆さんも予約してみてはいかがだろうか?
名称:澤乃井 立春朝搾り 純米吟醸(生原酒うすにごり)
精米歩合:55%
酒米:五百万石100%
アルコール度:16~17%
日本酒度:不明
酸度:不明
蔵元情報:小澤酒造 株式会社
購入価格(税込):1620円/720ml
購入日:平成29年2月15日
購入店:青木商店(神奈川県茅ヶ崎市)
Twitterやってます。お気軽にフォロミー!
神奈川建一(@KanagawaKenichi)
〈PR〉ケンザンプロダクツTシャツのご紹介~。
【The"T"Building】
このブランドのコンセプトでもあるんですが、このTシャツは「マニアックだけど、それと気づかれずに着こなせる、いわば普段着のマニアック」というのを狙っています。なので特に意識してないで着ていると、突然友達とかに「あ、テトリスじゃん!」って言われて、逆に自分がびっくりするんです(笑)。気負わずマニアアピール、それがケンザンプロダクツです!
お支払いはカード、銀行送金、コンビニ払いが利用できます~。
こちらからショップページにいけます~。
ケンザンプロダクツのイベント参加予定、新作発売予定などは、公式ブログをチェック。
立春朝搾りとは、日本名門酒会に所属する酒屋が蔵元まで出向き、その日に絞られたピチピチの日本酒を、その日のうちにお客さんに届けるという企画型商品だ。
しかし、なんというエクストリーム出荷&販売だろう!阿鼻叫喚の酒蔵、高速道路で繰り広げられる酒屋トラックとパトカーのカーチェイス、そして満面の笑みで待つお客さんの仏の顔、きっとそんな感じなんだろうなぁ(違います)。
購入方法は、事前にお店で予約する形。お店によって扱う銘柄が違うので注意だ。有名なところだと、新政、一ノ蔵、仙禽、そして今回ご紹介する東京・多摩の地酒、澤乃井が参加している。
毎年12月下旬から1月上旬にかけて予約がスタートするので、公式サイトなどで情報収集するのがお薦めだ。
これが澤乃井謹製の「立春朝搾り」!スペックは純米吟醸生原酒、うすにごり仕様で、精米歩合は55%の五百万石。この情報から推測するに、毎年2月に発売される限定品「澤乃井 春ノ雪」を朝搾りしたもののようだ。
この古典感溢れるラベルがいいねー!立春朝搾りはデザインが大体共通なので、ぱっと見区別がつかないのだが、それも楽しい。
しかし、これを開栓したのはなんと4月1日。い、いやぁ、本当に暖かくなってからがベストなんじゃないかと思いましてねぇ・・・HAHAHA。
ゴメンナサイorz
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気を取り直して、テイスティングスタート。まずは冷蔵庫で冷やされた、冷酒状態で飲む。 香りはストロベリーだね、そこにミント風の気持ちのいいテイストが混じる。うむ、このフレッシュ感、生酒らしい!
味もミントな感じがあり、ピチピチした刺激感も相まって「あー、生酒飲んでる~」とテンションも上がる。辛口なんだけど、ドライというより濃厚。後半は甘さでスーッとフェイドアウト。
さすがの完成度を持った純米吟醸生酒だ。しかし、ごく普通とも言える。特別秀でたところがあるわけでもなく、 典型的な淡麗旨口の生原酒の味だ。
この生っぽさは割りと早めに変化してしまい、3日後ぐらいから甘さと原酒ゆえの重さが目立つようになる。こうなると、軽さを重視する僕には辛い感じになるなぁ。
ちなみに、適当に熱燗、それも飛び切り燗(55℃以上)してみたら相当いい!酸味と辛さが倍増するけど、熱さで吹っ飛ぶので飲みやすい。甘さは控えめになり、ただただホットなアルコールを味わう感じ。これはかなりお薦めね!
◆◆◆
立春朝搾りという特別な日の限定品であるが、造りがレギュラー品ベースのため、味に特別なものがあるわけじゃない、そういう感想となった。
とはいえ、このお酒の狙いは味ではないのだから問題ない。立春朝搾りは「酒蔵と酒屋と消費者のふれあいを増やす」体験型商品なのだ。
酒蔵は「わざわざ」2月4日にお酒の状態をベストにして絞る、酒屋は「わざわざ」自分で蔵まで出向き、瓶にラベルを張ってお酒を持ち帰る、消費者は「わざわざ」お店で予約して再来店して引き取る。
この「わざわざ」が大切なのだと、日本名門酒会を主催する株式会社岡永は主張する。そこに交流が生まれ、コミュニケーションが生まれるからだ。僕もそう思う。
春の訪れを伝える縁起酒「立春朝搾り」の生みの親 「日本名門酒会」が日本酒業界に渡す架け橋
お酒は味だけじゃない、そんなことに気づかせてくれるのが「澤乃井 立春朝搾り」だ。その意味を体験するため、皆さんも予約してみてはいかがだろうか?
名称:澤乃井 立春朝搾り 純米吟醸(生原酒うすにごり)
精米歩合:55%
酒米:五百万石100%
アルコール度:16~17%
日本酒度:不明
酸度:不明
蔵元情報:小澤酒造 株式会社
購入価格(税込):1620円/720ml
購入日:平成29年2月15日
購入店:青木商店(神奈川県茅ヶ崎市)
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