酒蔵、酒販店、愛好家、そんな区別は存在せず、ただの日本酒好きとして皆で古酒を語り明かす会。端的に言って楽しすぎる。

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29年4月9日に渋谷で開催された「熟成古酒ルネッサンス2017」に行ってきたので、レポるぜ!

このイベントは、日本酒熟成酒の普及を目指す「長期熟成酒研究会」が主催する試飲会イベント。飲めるお酒は全部古酒という、頭のおかしい素晴らしいイベントだ。

さっそく会場に到着。おうおう、もう参加者が並んでる!古酒って同志が見つけにくくて、寂しい思いをすることが多いのだけど、こんなにたくさんいるとは。うーん、単純に嬉しいね。

参加者の顔ぶれは、最近の日本酒試飲会のメイン層である20代~30代の男女に加えて、50代から60代のご年配の方も多い。こいうのは珍しいな。古酒の愛好家は年齢層高めなのかぁ。


程なくして、開場時間がきた。早速入場、うおおお、その茶色の液体、飲ませてくれぇぇぇぇぇっ!

以下、会場の様子。
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ものの見事に古酒の美しい琥珀色が、会場内を染め上げていましたぜ。

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今回参加してみて、僕が感じたことを挙げると、

・出展者と参加者の距離が近い。古酒は製法や熟成期間など語るべきことが多いからか、自然と会話が多く生まれて、色々なところで話に花が咲いていた。

・ 酒蔵、酒屋に加えて、個人も出展者になれるのがこのイベント。語るべきポイントが相手によって異なるので、とても楽しい。

・ 各出展者さんが、やたらに肴を配っていた。おかげで、ツマミいらず(笑)。

・会場で購入できるお酒が、けっこうあった。日本酒の試飲会の不満の1つが、その場で買えないことなので、これは実にいい。

・貴重なお酒を含めてこれだけ飲み食いできて、2時間会場にいられて、人口密度はほどほどのレベル。これで2000円(前売り券)はめっちゃコスパいい!



少しでも古酒が好きなら、絶対行こう、マストゴー!なイベントだ。いやいや、最近試飲会はあまり行かないのだけれども(落ち着いて飲めないから苦手なのだ)、これは相当良かった。

飲んだお酒では、新潟の麒麟・時醸酒2005年と、一ノ蔵の新製品Madenaが美味かったぞ。後者はマディラワインの製法使ってるそうで、面白さも含めて期待大だッ。

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古酒、やっぱ楽しいよ。個人でも5~10年で作ることが出来るし、実にコスパ高い趣味だと思う。もっとハウツーとか評価の仕方が、酒飲みに共有されるといいのに!

ただ、現状の酒カテゴリで、日本酒の古酒が入り込むスキがないんだよね~。熟成酒に求められる事は、様々な香味が複雑に絡み合ったコクだと思う。けど、そういうニーズは、ワインはもちろん、ウィスキーや紹興酒、泡盛などで十分満たされてるんだよね。

それでも、僕は日本酒の古酒が好きだ。そして、仲間はいるのだと実感できた「熟成古酒ルネッサンス」。行ってよかったぜ!僕も微力ながら、古酒の普及に貢献していきたいな。皆さんも、古酒飲んでね!




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神奈川建一(@KanagawaKenichi)