こんにちわ~。ブログ主の神奈川建一です。いつもご愛読ありがとうございます。

皆さんは酒屋さん行くの好きですか?こまめに馴染みの酒屋さんに通う方、いろいろな酒屋さんをめぐり歩く方、いろいろな酒屋ライフスタイルがあるかと思います。

僕は後者のスタイルでして、わざわざ遠出してまで新しい酒屋に訪問するのが大好きです。はじめて酒屋に入店する時のワクワクする感じは何度味わってもたまりません。いったいどんなお酒に会えるのだろうと、棚を眺めるが楽しいったらありゃしない!

最近も住んでる横浜から遠出して、千葉県の酒屋を一泊二日で回ってきました。これがまた充実してまして、最高に良かった!

そこで旅行記と情報シェアを兼ねてこの記事を書いてみます。

いやあ、地酒屋さん訪問、楽しいですよ!



1:まずは目的地を探そう

さて、なにはともあれ行きたい酒屋を探さないといけません。そこで今回、僕がどうやって探したかをご紹介。

とはいえ、なにも難しいことはありません。Googleで「千葉 酒屋 日本酒」で検索するだけです。ほんと、これだけでOK。もちろん県名は任意で変えてください。

今検索してみると、3ページ進んだだけで18店ほど出てきました。ね、簡単でしょ。そのままGoogleMapに移ると、地図で位置を確認できるので、行きやすいところを探すのも簡単。ほんと、便利な時代ですね~。

この検索結果の中でも上位に出てくる「日本酒物語」さんのページは要注目。有志による投稿型の日本酒情報サイトで、酒屋情報も充実。日本全国網羅している上に、検索で出てきにくい情報もあるので、一度は目を通した方がいいですよ。

日本酒物語

ただ、逆に情報が古かったり、HPがない酒屋が紹介されていたりするので、判断は慎重にしたほうがいいです。最終的には電話確認が確実ですね。



2:酒屋さん訪問は車がおすすめ

さあ目的地が決まれば、どうやって行くかです。ここで当ブログでは車での移動を強くおすすめします!

まず地酒屋というのはわりと辺鄙なところにあるもので、公共機関で行くのには不便だったりします。そんな時に役立つのが自動車!やっぱり便利です。

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これは5月5日の僕のタイムライン(移動履歴)。綺麗に円状のルートになってるでしょ?これが電車だと上手くいかないのです。今回はどの店舗も意外と駅に近かったのですが、やはり自動車の効率の良さにはかないませんね。

ちなみにスタートからゴールまで約5時間半かかってます。回ったのは計5店なので、1店舗を移動も含めて1時間ぐらいで回ってる感じですね。

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5月6日は3店舗。こちらも2店舗は駅近でしたが、最後の「いまでや」は凄い僻地!これぞ車で行く醍醐味ですね。

駐車場は、行きにくい場所ほど店舗併設駐車場がある感じ。今回だと、8店舗中7店舗が無料駐車場を用意していました。ありがたいですね~。

それと意外と重要なのは車の運搬能力。お酒は重いですからねー。買えば買うほど移動が辛くなる。しかし、これも車で解決!いや、ほんと車すげぇ。

車の用意は、自家用車があればもちろん問題ないですが、レンタカーもいい。僕個人はカーシェアリングのタイムズカープラスを愛用しています。

乗る時と返す時の気楽さが半端なくて!スマホで予約して、カードでピッとすればもう乗れる。いやー、文明の利器最高!乗り捨てはできないので、そこは旅行の予定と相談ですね。ここはうまくレンタカーと使い分けたいところです。


3:さあ、出発!

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来たぜ、千葉県船橋市~!いい天気で気持ちいい!

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今日の相棒はミニ・クロスオーバー。外車だ!よろしく頼むぜ!

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船橋駅からすぐのセブンイレブン津田沼店に到着。ここはぜひとも行きたかった!お酒コーナーがおかしくて、獺祭の磨きその先へ(32400円)も買えてしまう驚異のコンビニ。くどき上手、まんさくの花、信濃鶴、尾瀬の雪どけ、いずみ橋なども買えるぞ。Twitterでの反響の大きさが嬉しかった♪

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棚を見てると、情報誌くれる。もう、コンビニじゃないだろ(笑)。


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八千代台の美好屋酒店。駅近の地元に愛される酒屋さん。「この前のあれ、おいしかったわよ~」なんて地元のおばさんが会話しているのがいい感じだった。地元密着型のお店は、一升瓶が多めの傾向にありますね。常備酒需要が高いのかな。

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こちらも地元店らしい品揃えのいとう酒店。小さいけど、密度が高い僕好みの店♪大きめの幹線道路沿いにあるので、車で行きやすいのが嬉しい。

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近くにあった。シブい車屋さんの看板。ええわぁ(ほっこり)

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矢島酒店!神奈川県にもその名を轟かす有名店。入ってみると一歩先を行く品揃えで、感度が高い日本酒マニアを相手にしてるなぁと実感する。地酒屋さんは、こういうお店と、地元の人が集う近所の店タイプの2つに分かれる気がする。

地元の人が「矢島酒店、今日行きましたよー♪」とTwitterでリプライくれて嬉しかった。

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本日最後のお店、酒壱番。いわゆる酒ディスカウント店。かなり衰退した業態だけど、ここは日本酒の揃えなどで差別化しているみたい。

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さて、車も返却してお泊りよ!船橋のカプセルホテル。初カプセルホテルだけど、超機能的なサービスに感動。風呂!寝る!この必要な機能だけで十分!そしてこの2つは最高に充実しているという。もう最高だな。

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映画とかやってるのね(笑)。


もちろん船橋は飲み屋天国なので、夜の街に繰り出すよー!

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一軒目はイマイチな立ち飲み屋だったので、最初に入れなかった「大衆酒場 増やま」へ。最高の接客とレベルの高い常連さん、おいしい料理に至福の時を味あわせていただいた。これぞ理想の居酒屋だ。

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もつ煮込み。豆腐は絶対入れろ。ウマすぎる。

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せんべろnetさんが絶賛していた紅しょうがのかき揚げ。ちょっと僕には濃かった(笑)。

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ガリ酎ハイ。甘くてまろやかな味。好みだなぁ。


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さて、翌日。朝早く出て、千葉駅に移動。モノレール凄いね!絶景や!

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今日の相棒はスズキ・ソリオくん。悪くないファミリーカーだけど、ハンドル軽すぎて戸惑う。フニャフニャやねん。

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最初のお店、させ酒店。おばちゃんがくれた情報誌がすごく役立った。お店の情報誌はいろいろあるけど、ここが過去最高だったね。お酒の味が比較しやすいんですよ。

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近くにあった謎の鉄塔。しかも上に物置が乗っている・・・。給水塔かな?

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シマヤ酒店本店。恐ろしい店だった。広大な店舗に一升瓶が延々と並ぶ。しかも生熟成の古酒がたくさん。今回の旅行最大の驚きだ。マジすげぇ、こういう店に会えるから、酒屋巡りはやめられない!

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最後の目的地、いまでや。最近銀座シックスに出店して話題になったお店の本店です。ここが完全に車で行く前提の立地。そして店内の半端ないお洒落感!ここで日本酒買うだけ、ハイソな気分になれる。こんなお店、他にないですぜ。


さあ、全行程終了。いやあ、楽しかった~。時間は昼前で、早めに帰宅するとしますか。特にTwitterで絡んでくれた方々には大感謝。ほんとSNSは楽しいなぁと思いました。

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さて、4合瓶がここに10本あるけど、どうやって持って帰りましょうか・・・(汗)。


4:今回の反省点

さて、今回の戦利品一覧です!

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・作 純米吟醸Z (セブンイレブン津田沼店)
・山法師 純米吟醸 (酒壱番)
・紀土 特別純米 カラクチキッド (いとう酒店)

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・木戸泉 アフス オールドリザーブ (シマヤ酒店本店)

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・福祝 特別純米 (美好屋酒店)
・甲子林檎 (させ酒店)
・早瀬浦 純米吟醸 (いまでや)

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・寶剣 純米吟醸 八反錦 (矢島酒店)
・雨後の月 純米吟醸 千本錦 無濾過生原酒 (いまでや)
・飛良泉 マル飛 No.77 (させ酒店)

いやあ、買った買った!買わせていただいたお店の皆さん、ありがとうございました。


今回の反省点ですが、「泊まりで旅行するなら、要冷蔵のお酒は買うな」。なんというか基本だろ!みたいなことですが、やってしまいました・・・。この中では初日に買った寶剣と福祝が、変調していましたね。明らかに味のバランスがおかしかったです。寶剣は一升瓶はお店で常温保管されているので、大丈夫かなぁーなんて思ったのが運の尽きです。

要冷蔵のお酒は、買った当日に自宅に帰れる場合のみ買うべし。できなければ、クール便で自宅に送りましょう。

次に「もっとお店の人と相談しよう」。これは自分の個人的な事情もあるのですが、僕は元々あまりお店の人と相談してお酒を買ったりしないんですね。今まで飲んだことないものを選んだり、いろいろなネット情報を前提に選んだりすることがほとんどで。

ただ、せっかく千葉まで遠征しているのだし、もうちょっと話することで、楽しめたのになぁと感じまして。千葉のお酒に絞って質問してもいいし、ビンテージが揃っていたシマヤ酒店なんて、それ系の質問をすればいいわけですし。

こういうところのアドリブ力を身に着けないとなぁと、反省しました。



逆に今回の良かった点は、特にTwitterですね。つぶやくと普段あまり絡んだことのない方が「地元の店ですよ!」ってリプライくれることが多かったです。SNS使ってると、いろんなところの人と繋がれるんだなぁと実感した旅でした。

また、やはり新しいお店との出会いそのものが楽しい!シマヤ酒店は東京でも出会えないようなとんでもないお店でしたし、させ酒店では77号酵母(リンゴ酸をたくさん出す酵母)の存在を初めて知って、それを使った日本酒を2本買ったり。やはり出会いこそが、一番面白い経験です。


以上、千葉県・酒屋めぐり旅行記でした。少しでもお役に立てたら嬉しいです。こう、お店めぐりするたびに思うのですが、ほんと地酒あつかってるお店多いなぁと思います。しかし、知られてないことも実に多い。そこをなんとかできるといいなって、このブログを続けています。

ぜひ皆さんも、近場・遠征関わらず新しいお店に行ってみてください。日本酒の輪、広げていきましょう!





宿泊旅行では必須のアイマスク。僕はこれ愛用。絶妙なクッションが良いのです。