6月になったということで、いろいろな蔵から日本酒の夏酒がリリースされている。みなさんはもうお気に入りの一品を手に入れたかな?

「そんなの、夏本番になってから手に入れればいいじゃない?」

ノンノン、甘いぜ、花陽浴の無濾過生原酒ぐらい甘すぎるぜッ。人気のある夏酒の争奪戦は6月におこなわれ、夏本番の7月8月にはもう勝負がついてるのが日本酒界での常識だ!

「そんなこと言われたって、お酒の数が多すぎて、どれがいいかわからないよ」

確かに。酒屋さんが精魂込めてディスプレイしてくれた夏酒コーナーでも、青と白のラベルばかりで下手すればどれも同じに見えてしまうかもしれない。


そこで日本酒ブログ「お酒ミライ」推薦の夏酒を3酒類ご紹介しよう!どれも去年購入して、大満足した品ばかりである。自信を持って、おすすめするぜ。

夏といえばアルコールが格別においしい季節。日本の四季に対応した日本酒だからこそ、最適の日本酒を自宅で、または仲間内のパーティで飲もうではないか!


1:玉川「アイスブレーカー 純米吟醸 無濾過生原酒」
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日本酒好きの間では、もはや定番とも言えるお酒。去年は7月中旬の段階で、主なネットショップは完売していたので、ぜひ今のうちに買おう。

ガツンと濃い原酒をロックスタイルで飲むのが、このお酒の基本。味は意外にも地味でシンプルな濃厚系うま味酒。しかし、その爽快感にやみつきになること必死。500ml瓶は買いやすいので、ぜひ買ってみて。

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2:仙禽「かぶとむし」
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栃木の人気銘柄・仙禽の夏酒が、こちらのかぶとむし。井上陽水の少年時代が流れてきそうなキュートなラベルだが、実は純米大吟醸。その上14度という低アルコールである。

そしてその味は「ガバガバ飲める酸味満載のお酒」!日本酒らしい酸味をこれでもかってぐらい味わえる。真夏の夜、バーベキューでもしながら飲むと、最高に楽しいお酒になるぞ!

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3:八戸酒造「夏どぶろっく」
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夏酒のド本命、炭酸ガスが入ってるスパークリング日本酒だ。この夏どぶろっくは炭酸に加えて、トロトロの澱がばっちり入ってるダブルパンチ仕様。

真夏に甘~いお米ミルクとシュワシュワした炭酸のコンビは危険な香り。飲み始めたら、あっという間に瓶を空にしてしまうだろう!

こちらだけ29年6月6日現在、出荷が確認できないお酒。もう少し夏に近づいてから発売と思われるぞ。

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以上、僕なりのおすすめを書いてみた。ぜひ参考にしてほしいぜ。

僕自身も、今年の夏酒をどうしようか考えてる最中だ。定番もいいけど、新しい味にも出会いたい。そんなジレンマをかかえながら酒屋を巡る日々である。

みなさんもぜひ、いい夏酒に出会うために、酒屋さんに出かけてみてほしい。夏の準備は6月から始まる。今のうちに大いに悩んで、楽しんで選んでみてほしい!





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神奈川建一(@KanagawaKenichi)