こんにちはー、お酒ミライの神奈川建一です。
前回のビール・ワイン編から引き続き、香港訪問レポート!今回はお酒関係なく、単純にいち観光客として香港旅行(4泊5日)で感じたことを書いてみます。旅行好きだけど、香港行ったことがない!って人の参考になればいいな~と。
ちなみに僕自身の旅行経験は、国内も含めてほとんどなく、めちゃくちゃ旅行初心者です。海外旅行は学生時代に英語の勉強のために北米に何度か行っていますが、それも20年近く前の話。最近やっと旅行に行くようになりましたが、全部日本酒がきっかけです。酒蔵行きたい!現地の酒飲みたい!が出不精の僕をして旅行に行かせるのだから、本当に日本酒好きになってよかったなぁ。
①香港は近い
めっちゃ近いです。え、もう外国なの?って感じ。僕が乗ったのはキャセイパシフィック航空の成田発便だったのですが、10時35分発・15時00分香港着という便で、5時間も乗ってないです。アメリカに行った時は、毎回太平洋超えで10時間以上の拘束が地獄でしたが、香港なんて映画見ながら楽しい機内食つついていればすぐ着いてしまいます。
空港からホテルが密集する中心街へのアクセスも良好で、一直線に連れて行ってくれるバスを利用すれば、30分ぐらいで到着します。夕方にはホテルにチェックインし、そのまま夜の街に繰り出すこともできますよ。
あと、ホテルって中国語で「酒店」って書くから、何度も勘違いした。やめてくれぃ(笑)。
②香港は移動が便利
公共機関を使った移動がめっさ便利です。しかも安い。短距離だとバスでも地下鉄でも70円ぐらい。遠くなっても140円ぐらい。激安ッ!香港のSuicaであるオクトパスは必須アイテム。これでどこまでも簡単に行けます。セブンイレブンでの買い物も、Suica感覚でできちゃう。
香港版Suica、オクトパス。
バスも地下鉄も時刻表なんてないのだけど、2~3分に1本とか5分に1本とかの頻度で来るので、気にならない。ミニバスというローカルバスは難易度高いらしいです(使いませんでした)。
そしてGoogleMaps最強!これぞ文明の利器!これさえあれば、世界中の都市部なら困ることないだろうなぁと思うほど便利です。目的地がわかれば、あっという間にルート検索。スマホは確実に海外旅行を簡単にしてくれています。あ、高層ビル街では、たまにGPSが死ぬのでご注意。ビル高すぎや。
現地で使ったのは、この観光客用ツーリストSIMカード。SIMフリースマホ持ってる方にはおすすめです。88HK$(約1300円)で5日間1.5GBの4G通信ができるもの。設定までやってくれる空港内の1010というお店が良いです。
ちなみに、マカオではスマホ繋がらなかったので困ったのだけど(あ、今見ると別料金って書いてあるw)、GoogleMapsがオフラインでも動作してくれて、助かった。GPSは拾ってくれるんだよね~。事前に付けたスターなども保持してくれていたので、行き先にも困らず。さすがGoogle、こういう事態にも慣れてるな!
余談だけど香港人スマホ中毒すぎ。仕事中もバリバリいじる(笑)。「歩きスマホは危険!」なんてポスターはどこにもないです。こりゃスマホで中華圏の人に勝とうなんて無理だなーと思ってしまいました。日本人スマホ向いてないのかな?
③香港は酔っ払いがいない
香港、というか中華圏はなんだろうけど、お酒はお酒、食事は食事という文化なので、繁華街でお酒を飲んでいる人が日本に比べて凄く少ない。職場での集まりや友人同士の食事でも、ソフトドリンクが当たり前らしいです。なので夜の街の安心っぷりが半端ないのです。だいたいベロベロに酔っ払っているのは、外国人らしい。
北米の常識だと、不慣れな観光客の夜歩きなんて、旅行初日にすべきじゃないけど、香港だと無問題。もちろん危険がゼロってわけじゃないですよ。でも、女性の一人歩きも多く、安全な街なんだなぁという印象は強く持ちました。
④香港のトイレは綺麗
日本人が一番気にするトイレ事情。香港は・・・綺麗でした!下町も含めていろいろ行きましたが、ひどいところはなかったですね。ショッピングモールとかは日本より綺麗。というか、驚きなのはトイレに清掃員が常駐しているところがけっこうあるということ。うえー!?マジで?と驚きましたよ。ただ、中心部の地下鉄の駅はトイレがないので注意です(郊外はある)。
道は汚れてはいるけど、四六時中清掃員さんが巡回しているので、綺麗に保たれている感じ。渋谷・新宿と同レベルぐらいでしょうか。日本じゃ絶滅アイテムになりつつある灰皿もいろいろなところに設置されていて、ポイ捨ても少ない印象です。
⑤香港の冬は暖かい
これは秋冬限定の話になりますが、香港暖かいです。僕は極寒の2月の横浜から香港へ行ったのですが、もー天国かと!最高気温も6~7度違いますが、一番ありがたいのは最低気温。関東地方より10度は上です。これがどれだけありがたいか!うわーい。
こちらは東京の気温。
こっちは香港の気温。
実際の比較はこんな感じ。マイナスが並ぶ東京のエグさが目立ちますね。
なので大型のコート類はなくても大丈夫。ただ暖かい上着は必要です。マフラーや手袋はなくて問題なかったですね~。秋が香港観光のベストシーズンというのがよくわかります。ちなみに香港、暖房という概念がないらしいです。日本からコタツなどの暖房器具持込んでも、電圧の違いで壊れちゃうから辛いと現地の日本人が言ってました(笑)。
⑥香港の飯はウマい
多くの人が楽しみにして行くであろう現地の食事!香港の基本は中華料理の1ジャンル・広東料理。これが・・・めちゃくちゃウマかったです!もう、最高、ブラボー!というほかない!
ビジネス街の弁当エリアで食べた豚丼的なメニュー。日本と違い分厚い焼肉がゴロリ。ぐへー、ウマい!
香港の下町・元朗にて本格飲茶にチャレンジ。おかゆウマい!春巻き最高!海老餃子芸術!
写真がひどいけど、ミシュラン1星店のガチョウロースト。もう、泣けるほどウマいです。脂っこいのに油っこくない。なんでしょうか、これは!?
いたるところにあるワンタンメン店。ラーメンだって中華式です。
ホテル近くにある定食屋。見栄え微妙でしょ。でもウマいんだな!特にスープ。薄味でダシがきいてて日本人好み。
全体を通して感じたのは
・味付けが優しく、薄味なので日本人に向いてる。
・肉料理がめっちゃ多い。魚は狙って食べる感じ(海鮮料理というサブジャンルがあるらしい)。野菜は大皿になりがちなので、多人数で頼むべし。
・ごはん食えるのが、ただただ嬉しい。インディカ米だったり、ジャポニカ米だったり。
・物価的には日本と同じぐらい。
・やはりお酒飲んでいる人は少ない。
・良い店は現地人で混んでいるのですぐわかる。
こんな感じでしょうか。まー、どれを食べてもうまかったですね~。ハズレを見つけるのが難しいぐらい。欠点は漢字とはいえ、メニューが理解できないこと。数が多すぎるんだよ!(笑) 日本でもそうだけど、中華料理ってなんであんなに種類多いんでしょうかねぇ。
結論:香港は海外旅行初心者におすすめです!
はい、もう完全におすすめですね。こんなに楽だとは思いませんでしたよ。もちろん大自然を楽しみたい!とか、歴史遺跡に行きたい!という人には向いてませんが、大都会を楽しむ、本場中華を喰らい尽くす、マカオでカジノ三昧したい、なんて人には超おすすめ。
いろいろなものがコンパクトにまとまっている上に、移動が楽で食事もおいしいので、ストレスがたまりません。時差がほぼないのも嬉しいし、漢字圏かつ英語利用可能とかどれだけ日本人向きなのか。夜歩きも比較的安全なので、本当に一日中遊び尽くすことができますね。僕はホテルも当たりを引けて快適だったので(なんと風呂が付いている!)、ほんとストレスフリーでした。
コピペかよと言いたくなる高層マンション群。
地震があったら一瞬で終わりそうな食器店。
マカオの悪魔の城、グランリスボア。
それにしても旅行っていいですね。行くと現地が好きになります。帰ってきても、行ったことのある土地はずーっと気になるもの。横浜や東京にいてもネットやショッピングで贔屓にしたくなってしまします。僕の場合はこの香港もそうですし、以前訪問した静岡や山形もそうですね。
いやー、行って良かった香港!この記事が、皆さまの旅行人生に少しでも役立つことを願ってます。
それでは、また!
次回は日本酒&ワインショップ「PILLARIWINE」編です!
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