P1150855
こんなタイプ:
甘みに旨み、苦味に酸味がドバーッと混ざり合うワイルドな無ろ過純米酒。この雑味感が重要で、それが楽しめないとちょっと辛いかも。

お酒の特徴:純米酒、9号酵母、精米歩合70%、無ろ過、味過多、常温おすすめ、栃木県

評価:65点/100点(ちょっと僕には良さがわからなかった。普通酒でよくね?という気がする)

◆◆◆

今回も通販サービス「saketaku」銘柄となります~。届いたのは栃木の西堀酒造がつくる「西堀(にしほり) 純米 銀箔 無ろ過」です。西堀酒造というと、去年僕が感動した古代米100%のトンデモないお酒「愛・米・魅」をつくったところですね~。

ここは蔵元がちょっとぶっ飛んでまして、透明な醪タンクで酒つくろうぜ!なんてイカれ企画を発案、そのまま醸造にGOしてしまうようなところです。発酵の最中のお酒がどう動いているのか見てみたいよね?よし見よう!みたいなノリで実行したのでしょうか。マジックミラー号みたいな直球の企画力ですね。

さて、このお酒はそんな企画の産物ではなく、ごくまっとうなレギュラーライン。しかし、特定名称にこだわった商品で、他のお酒も酒米や造りを特色にしてバリエーション豊かに少量生産を行っているらしいです。今回の商品は純米酒のラインで、9号酵母を使った70%精米のお酒。最近はやりの綺麗な低精白ではなく、昔風の雑味があるタイプですね。

◆なにもかもクラシック

味は「味多い!酸味苦味どばどば!吟醸香皆無!アルコール感バリバリ!」といった感じ。まーさーにー、古いタイプの低精白なお酒ですね~。というか、ここ最近の純米酒であっても吟醸造り(低温発酵してよい香りを出すこと)して、精米歩合50~60%のお酒の方がおかしいのかもしれませんが。

あまり磨かれていないお米からでる雑多な味がストレートに出ています。雑味をいかした乙類焼酎みたいな感じですね。日本酒としては飲む人を選びそうだなぁ。好きな人は好きなんじゃないかと思います。味は常温がなかなかよくて、ふわっと味が膨らみ厚みが出る感じ。この調子だと、ぬる燗あたりもいいのかもしれませんね。

◆これなら普通酒でよいかも

僕の感想は「純米酒で普通酒みたいのつくってどないすんねん」でした。いやー、マジで似てる。アルコールが多く、お米のエキス分が薄まっているかのような感じがそっくりです。もしかして加水が多いのかもしれませんね。

僕自身は普通酒好きですし、このお酒の味がことさら悪いとは思いませんが、なにも純米酒でやらなくてもいいじゃんと。それなら喜久酔や初亀の普通酒買いますよって思うなぁ。でも、好きな人がいるから続いてるのでしょうし、今回は僕の舌には合わなかったなということです。

「西堀 純米 銀箔 無ろ過」、僕的にがっかり純米酒だった。どうにも西堀酒造のお酒は、良かったり悪かったりが極端ですね~。

IMG_1106
名称
:西堀 純米 銀箔 無ろ過(H29BY 火入れ)
精米歩合:70%
酒米:とちぎ酒14号100%
酵母:K-9(協会9号)
アルコール度:16%
日本酒度:+7
酸度:1.6
アミノ酸度:不明
蔵元情報:西堀酒造 株式会社(栃木県
購入価格(税込):不明/720ml
購入日:平成30年4月30日
購入店saketaku(頒布会サービス)



Twitterやってます。お気軽にフォロミー!
神奈川建一(@KanagawaKenichi) 

お酒ミライのFacebookページはこちら。いいね、もらえると喜びます!

Instagram始めました
神奈川建一