こんにちはー、お酒&ゲーム系Tシャツ屋・ケンザンプロダクツの神奈川建一(@KanagawaKenichi)です。
今回ご紹介するのは、酒飲みなら誰もが知ってる八海山の「純米吟醸」になります~。
「えー?たかが純米吟醸の紹介?」とお思いの方もいらっしゃるかもしれません。確かに昨今の日本酒スペックのインフレぶりは激しく、地酒なら、純米大吟醸無濾過生原酒・播州特AAA産山田錦100%・精米歩合40%扁平精米・生もと木桶仕込み・袋吊り斗瓶囲いぐらい言わないと自慢できませんが、大丈夫、この酒はうまいですよ!
このお酒に興味持ったのは、八海山のお酒って、意外と飲み屋では種類が選べないこと(普通のところでは大体普通酒か特別本醸造だし、地酒店ではそもそも八海山がない)、越乃寒梅や〆張鶴などの淡麗辛口系の大手蔵は「純米」に高い価値を置いてるということに関心があったからです。
お値段も4合瓶で1988円(税込)という、地酒的にも高額な価格帯。大手蔵の商品って「値段=品質」という構成を取ることが多いので、高額なものは自信を持って送り出してるだろうと期待しての購入です。僕としては、いつでも買える定番商品というのもポイント。やはり蔵の顔になるのは、一番買いやすい通年流通してる商品です。ここがしっかりしてるところを贔屓したいですね。
さあ、さっそく飲んでみましょう!
それにしても、この真っ白なラベルが美しいです。普通酒などの古臭いクラシックなデザインもいいですが、やはりムダを省くとモダンな印象になりますね~。特にこの純米吟醸はシンプルで、「純米」のイメージをうまく作ってると思います。
ぐりぐり、パキン
トッ、トトトトトトト~~
4合瓶は片手でサッと注げるところがいいです。お互い手酌をする気楽な飲み会とかには4合瓶ですよ。これが一升瓶だと、テーブルの端に置いたらテーブルひっくり返りますからね。気になるあの娘の目線も遮るし、パーティに一升瓶、ダメ絶対。
かなり冷やした冷酒でいただきます。香りはうっすらするかな?飲んでみると・・・・喉が渇くううううううッ!いやあ、毎度のことだけれど淡麗辛口はこれが凄いです。低温で飲むと、とにかく喉の渇きを誘う。八海山の吟醸系は本家本元らしく、もう強烈ですね。ほとんど凶器。
大体なんですか、飲料飲むと喉が渇くって。矛盾してません?まるで、損を発生させないために、さらにお金をつぎ込む先物取引のようです!おかげでお酒が進みすぎてしまいますよ。食後に飲むとお酒ばかり飲んでしまうので、危険なアイテムです。ぜひ食中酒として呑みましょう!
えー、なにか悪く言ってるようですが、そんなことないです。そのシャープな鋭い切れ味はやはり八海山の大きな魅力。しかもこの純米吟醸は、純米酒らしいコクと深みがあるので特にバランスがよいです。
ちなみに同時に八海山の「普通酒」も飲んでみたのですが、こちらは灘のお酒を思いださせるような、辛さが薄く、むしろ甘さがメインになってるお酒でした。大関や菊正宗などのパック系の味を思い出していただくといいかも。八海山のなかでも「普通酒」が一番出荷されているお酒だと思いますが、お酒の味がそっちにシフトしてることが興味深いですね。一般的な味の需要は、やはりあの甘辛の味なんですねぇ。
さて、ここで熱燗にしてみます。そしてこれがミソ。そう、淡麗辛口の雄・八海山は熱燗がおいしいのですっ。
ぬる燗で飲んでみると、冷酒の時にはわかりにくかったお米の甘さが楽しめます。しかも淡麗の名に恥じず、ほんのりと甘くなるんですね~。これが燗の温度とマッチすると実にウマい!!で、ぐいっと飲み込むと、今度は爆発的な辛さが喉を焼きます。この強弱も面白い!
八海山に限らず、淡麗辛口と呼ばれているお酒は、飲食店でもいまだ冷酒オンリーでしか提供されなかったりしますが、ノンノン、熱燗最高っすよ!もし、この古い常識に縛られていたら、ぜひとも破ってみてください。手間暇かけた純米酒が燗映えしないわけないですからね。まさに上原浩先生が言うとおり「酒は純米、燗ならなお良し」です!
八海山「純米吟醸」。ビッグネームのフルスペック酒は、見事な完成度。つけ入る隙がありません。この内容なら贈答品としても合格レベルの品でしょう。全国のデパートでも手に入りやすいですし、なんにでもフィットする万能酒です。もし八海山のミドルレンジ以上を飲んだことなかったら、ぜひともこれを試してみてください!
名称:八海山 純米吟醸
精米歩合:50%
酒米:不明
アルコール度:15.5%
日本酒度:不明
酸度:不明
蔵元情報:八海醸造株式会社
購入価格(税込):1988円/720ml
購入日:平成28年2月くらい?
購入店:地元の百貨店
購入アドバイス
八海山のレギュラー商品なので、特に購入に苦労することはない。百貨店などで買うといいだろう。ただ、ごく一部の店舗ではいまだプレミアをつけたりしてるので、値段はよく確認すること。あと2回火入れの商品だと思われるが、製造年月日の極端に古いものは避けよう。
オススメ酒販店
石澤酒店
鍋島や満寿泉、菊姫などを扱うが、実は新潟のお酒も得意。八海山は最高峰「金剛心」も入荷する。ちなみにビールも面白い品揃えなので、クラフトビール好きな方にもオススメ。
八海山はこういうボトルデザインもクールで好きです。これでワンカップなんですよねー。
今回ご紹介するのは、酒飲みなら誰もが知ってる八海山の「純米吟醸」になります~。
「えー?たかが純米吟醸の紹介?」とお思いの方もいらっしゃるかもしれません。確かに昨今の日本酒スペックのインフレぶりは激しく、地酒なら、純米大吟醸無濾過生原酒・播州特AAA産山田錦100%・精米歩合40%扁平精米・生もと木桶仕込み・袋吊り斗瓶囲いぐらい言わないと自慢できませんが、大丈夫、この酒はうまいですよ!
このお酒に興味持ったのは、八海山のお酒って、意外と飲み屋では種類が選べないこと(普通のところでは大体普通酒か特別本醸造だし、地酒店ではそもそも八海山がない)、越乃寒梅や〆張鶴などの淡麗辛口系の大手蔵は「純米」に高い価値を置いてるということに関心があったからです。
お値段も4合瓶で1988円(税込)という、地酒的にも高額な価格帯。大手蔵の商品って「値段=品質」という構成を取ることが多いので、高額なものは自信を持って送り出してるだろうと期待しての購入です。僕としては、いつでも買える定番商品というのもポイント。やはり蔵の顔になるのは、一番買いやすい通年流通してる商品です。ここがしっかりしてるところを贔屓したいですね。
さあ、さっそく飲んでみましょう!
それにしても、この真っ白なラベルが美しいです。普通酒などの
ぐりぐり、パキン
トッ、トトトトトトト~~
4合瓶は片手でサッと注げるところがいいです。お互い手酌をする気楽な飲み会とかには4合瓶ですよ。これが一升瓶だと、テーブルの端に置いたらテーブルひっくり返りますからね。気になるあの娘の目線も遮るし、パーティに一升瓶、ダメ絶対。
かなり冷やした冷酒でいただきます。香りはうっすらするかな?飲んでみると・・・・喉が渇くううううううッ!いやあ、毎度のことだけれど淡麗辛口はこれが凄いです。低温で飲むと、とにかく喉の渇きを誘う。八海山の吟醸系は本家本元らしく、もう強烈ですね。ほとんど凶器。
大体なんですか、飲料飲むと喉が渇くって。矛盾してません?まるで、損を発生させないために、さらにお金をつぎ込む先物取引のようです!おかげでお酒が進みすぎてしまいますよ。食後に飲むとお酒ばかり飲んでしまうので、危険なアイテムです。ぜひ食中酒として呑みましょう!
えー、なにか悪く言ってるようですが、そんなことないです。そのシャープな鋭い切れ味はやはり八海山の大きな魅力。しかもこの純米吟醸は、純米酒らしいコクと深みがあるので特にバランスがよいです。
ちなみに同時に八海山の「普通酒」も飲んでみたのですが、こちらは灘のお酒を思いださせるような、辛さが薄く、むしろ甘さがメインになってるお酒でした。大関や菊正宗などのパック系の味を思い出していただくといいかも。八海山のなかでも「普通酒」が一番出荷されているお酒だと思いますが、お酒の味がそっちにシフトしてることが興味深いですね。一般的な味の需要は、やはりあの甘辛の味なんですねぇ。
さて、ここで熱燗にしてみます。そしてこれがミソ。そう、淡麗辛口の雄・八海山は熱燗がおいしいのですっ。
ぬる燗で飲んでみると、冷酒の時にはわかりにくかったお米の甘さが楽しめます。しかも淡麗の名に恥じず、ほんのりと甘くなるんですね~。これが燗の温度とマッチすると実にウマい!!で、ぐいっと飲み込むと、今度は爆発的な辛さが喉を焼きます。この強弱も面白い!
八海山に限らず、淡麗辛口と呼ばれているお酒は、飲食店でもいまだ冷酒オンリーでしか提供されなかったりしますが、ノンノン、熱燗最高っすよ!もし、この古い常識に縛られていたら、ぜひとも破ってみてください。手間暇かけた純米酒が燗映えしないわけないですからね。まさに上原浩先生が言うとおり「酒は純米、燗ならなお良し」です!
八海山「純米吟醸」。ビッグネームのフルスペック酒は、見事な完成度。つけ入る隙がありません。この内容なら贈答品としても合格レベルの品でしょう。全国のデパートでも手に入りやすいですし、なんにでもフィットする万能酒です。もし八海山のミドルレンジ以上を飲んだことなかったら、ぜひともこれを試してみてください!
名称:八海山 純米吟醸
精米歩合:50%
酒米:不明
アルコール度:15.5%
日本酒度:不明
酸度:不明
蔵元情報:八海醸造株式会社
購入価格(税込):1988円/720ml
購入日:平成28年2月くらい?
購入店:地元の百貨店
購入アドバイス
八海山のレギュラー商品なので、特に購入に苦労することはない。百貨店などで買うといいだろう。ただ、ごく一部の店舗ではいまだプレミアをつけたりしてるので、値段はよく確認すること。あと2回火入れの商品だと思われるが、製造年月日の極端に古いものは避けよう。
オススメ酒販店
石澤酒店
鍋島や満寿泉、菊姫などを扱うが、実は新潟のお酒も得意。八海山は最高峰「金剛心」も入荷する。ちなみにビールも面白い品揃えなので、クラフトビール好きな方にもオススメ。
八海山はこういうボトルデザインもクールで好きです。これでワンカップなんですよねー。
コメント
コメント一覧 (4)
辛口ながら純米酒の旨さもあってとても美味しかったです。
燗もつけてみました。淡麗辛口=冷酒というイメージを持っていましたが、燗もとても美味しいですね。
コメントありがとうございます!八海山は8割以上特別本醸造か普通酒なので、この純米吟醸などは、わりと飲む機会が少ないお酒だと思います。八海山の燗は、お店でお願いすると驚かれますからねw でも、美味しかったようでなによりです。
長野県中心の日本酒ブログやってらっしゃるんですね!長野は酒蔵がとても多いところだと聞いてますので、紹介ぜひがんばってください。
ありがとうございます。
これからは色々なお酒を燗でチャレンジしてみようと思いました。
これからも更新楽しみにしています。
もし宜しければですが相互リンクをお願い致します。
・サイト:長野県内外の美味しい“いっぽん(日本酒)”記録帳
・URL:http://blog.livedoor.jp/namappi/
さっそく追加しておきました。
よろしくお願いします~。