こんにちはー、お酒ミライの神奈川建一です。

先日saketakuの新年会にありがたくもお呼ばれしたので、そのイベントレポートをお送りしますね。

え、saketakuを知らない?お兄さんお姉さん、もしかして日本在住じゃないのかな?しょうがないなー、僕が説明してあげましょう!(何様)



saketakuは定額制の日本酒頒布会サービスで、毎月、もしくは指定の間隔でプロが選んだ日本酒と肴が自宅に届くプログラムです。日本酒好きだけど、探すのが手間な人には神サービスですね!

マニア的には、恐ろしく詳細な日本酒解説がありがたい。僕は日本酒の勉強の教材にさせていただいています。麹の種類、水の硬度まで載ってるのはsaketakuぐらいですよ!僕が初めて申し込んだ時の記事はこちらをどうぞ~。

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当日の会場は、寒波が関東地方を襲った土曜日の門前仲町。大雪になったらどうしようという状況でしたが、そこまで酷くならず、参加者も大半が無事来場されました。よかった~。

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開催前の会場の様子。うおお、会場おしゃれーーーっ!入り口が広く天井も高く、開放感あって気分がよいです。そして参加者は90名以上!す、凄ッ。以前開催されたミートアップの5倍ぐらいです。saketakuファン、確実に増えてるぜ。

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お酒とおつまみもスタンバイOK。今回は善哉酒造さま(女鳥羽の泉、善哉)岩手銘醸さま(岩手誉、奥州ノ龍)がお酒を提供してくれました。ありがたや!

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当日はチーズの肴が特に気合い入ってました。やっぱ酒にはチーズだよなぁ?リッツとのコンビネーションは麻薬の香り。

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司会進行はsaketakuの志村さん。ニックネームは「利酒師の資格すら持っていないsaketaku公認日本酒鑑定士」です。長い!(笑)

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挨拶をするsaketaku代表の瀬戸口さん。当日はsaketakuのスタッフは、なんとこのお2人だけ。事前準備などは参加者さんが自主的に手伝ってくれたとか。お酒のイベントでは、こういう互助精神をよく見かけるのでホント大好きです。

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善哉酒造の杜氏である根岸さん。実に温和な方でした~。当日はこちらの酒蔵の商品である「女鳥羽の泉 純米吟醸しぼりたて生原酒」が一番好みでした♪

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当日は両酒蔵から特別なお酒も提供されました!特に岩手誉の大吟醸は僕のお気に入りっす!

さて、当日は岩手誉の岩手銘醸さんが来場されるということで、僕はワクワクしてました。saketakuで届いたお酒の中ではピカイチだと感じるのです。聞きたいことががいろいろあったので、メモ片手に突撃してきました。

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お答えいただいたのは蔵元であられる及川さんです。ありがとうございました!

興味深い内容を書き出してみると



・亀ノ尾は岩手銘醸のメイン酒米。なんと亀の尾で仕込んだ焼酎まであるとか。夏子の酒よりも前から使用してます。

・去年から杜氏が交代して若い方に(33歳)。これからの方向性についてはまだ悩んでいるが、オール岩手でいく可能性も。

・秋田、山形、福島などに比べると、青森、岩手はアピールが上手でないので、どうにも関東のお酒シーンでは目立ってない。

・多くの南部杜氏(岩手が本拠地の日本最大の杜氏集団)が静岡の蔵元に渡っている。静岡のお酒が落ち着いた食中酒系のお酒なのは、南部杜氏文化の影響が色濃く出ているからだそうです。静岡と言えば酢酸イソアミル系のお酒ですもんね!納得。



岩手誉は「夢ふぶき 純米吟醸」「本醸造生貯蔵酒 亀ノ尾」「大吟醸原酒 仙臺紅屋長九郎」と3本飲んでるのですが、これだけ飲むと、質問したいこともたくさん出てきて、蔵元とのお話も充実度が違いますね。

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会場も和んできて、ゆる~い雰囲気が漂っています。僕は1人での参加でしたので、開場直後は話し相手もおらず寂しかったのですが、こういう空気になると隣の人にも話しかけやすくて(話しかけられて)、いろいろな方とトークできました。構ってくださった方々、ありがとうございます!(お酒ミライを知ってる方もいらっしゃった!超嬉しい)

で、話をしていて感じたことが「この場には普通の日本酒好きが多いな」ということでした。えー、わかりにくいと思うので、解説させてください。

僕はこういう日本酒の会に参加する方は、日本酒マニアと呼ばれるような日本酒に詳しい人ばかりだと思ってました。こう「今年のお酒は〇〇の純米大吟醸が出来がいいね~」みたいな事を言うような。まあ、僕みたいな奴なんですが。

今日いろいろな方と話してみると、皆さんはそこまでこだわりはないみたいなんですね。もちろん好きな銘柄はあるのですが、仕事が遅いとかスポーツをしているから前日は飲めないとかの理由で自宅で日本酒飲む機会が少なかったり、銘柄なんて気にしない、日本酒ならなんでもいい!とおっしゃる方までいました。

でも、このsaketakuの頒布会サービスを利用していて、saketakuの新年会にわざわざ参加しに来ている。これは「日本酒に詳しくないけど、なんとなく面白いかも」と思っている層を上手くとらえているからではないか。そして、そんなライトな日本酒好きを増やすことこそが日本酒の、お酒の未来に必要なのではと思ったのです。

ある文化の主役というのは、熱心ではないけど程々にその文化が好きな人達です。映画でもスポーツでもそうだと思いませんか?僕はマニアックなサイトを運営しているので、そこで知り合う方々も恐ろしく詳しい人ばかりなのですが、こういう環境だと日本酒好きは皆ディープなマニアと勘違いしがちです。でも、日本酒も主役となる消費者は、ふんわりとした日本酒に好意的な人たちです。1ヶ月に日本酒1本買うぐらいの水準の方々です。

日本酒の消費者の印象は、僕みたいに地酒酒屋に足繁く通って毎日特定名称酒飲むようなファンと、低価格のパック酒をずーっと飲む昔からの消費者ばかりの印象があります。これはまあ完全に印象論で正確さは皆無ですが、中間層の具体的なイメージがわかないのは確かだと思います。セブンイレブンでボジョレーヌーボー買う人は想像できても、スーパーで出羽桜買う人は考えられないのです。

今回の新年会では、新しい日本酒好きの人とお話ができて、こんなことをとりとめとなく感じました。そして、saketakuは新しいビジネスとして成長してるんだなぁとも実感しました。なんかまとまってない感想で申し訳ないのですが。

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saketakuの志村さん、瀬戸口さん、ご招待ありがとうございました。これからも期待してます!当日僕とお話してくれた皆さん、楽しかったです。ぜひsaketakuを使い倒してください。

そして、日本酒好きだけど酒屋行くのが面倒なあなた!saketakuを試してみましょう。日々の生活に潤いとラクさをもたらしてくれること請け合いですよ。

それでは、ここまで読んでくださり、ありがとうございました~。

またのお越し、お待ちしております!








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