こんにちはー、お酒&ゲーム系Tシャツ屋・ケンザンプロダクツの神奈川建一(@KanagawaKenichi)です。久しぶりの更新ですみません。

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さあ、今日のご紹介するお酒は福島の地酒・天明「中取り 参号」です。天明は福島県を代表するお酒として、地酒ファンに有名ですよね。

僕と天明の出会いは、数年前の高円寺の貝専門刺身料亭「あぶさん」。まだ日本酒ど素人だった僕が飲ませてもらったのが天明の「四号」、なんと4年に1回しか発売されないと聞いて「どへー!お酒の世界は深い!」と思い知ったもんです(今は閏号と名前が変わっているようですね)。そりゃあ美味でしたとも!

その後手近な取扱い酒店に恵まれず、縁がなかったのですが、日本酒試飲会「若手の夜明け」でそのキリッとした味に惚れて、今回の購入に至りました~。

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福島のお酒というと、個人的には口当たりからのど越しまで、味がフラットにすーっと変わらず楽しめるお酒という印象があります。ちょっと前に行った、渋谷の福島酒専門立ち飲み屋「なぎ」でも強く感じましたね。

しかーし、今回購入した天明はおりがらみ!沈殿物ありのお酒は表情豊かになるのが相場というものです。さあ、今回の「天明 中取り 参号」、果たしてその味はいかに!?グビっと行ってみましょう!

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透明なビンに箔押しの楕円ラベルというイカしたデザイン。皆がきちんと日本酒を管理してくれてるからこそ、可能となった透明ビンを見ると、こう、胸の内が熱くなりますな!(日本酒の冷蔵保存が定着したため、最近の日本酒は茶色のビンを使用しなくてもいいのです)。


チョロロロロロロ・・・

お猪口に注いでみます。

ふわっワワワワワァ~ん


うお!お米の香りがしますよ~。さすが純米吟醸。最近飲んでなかったので、この香り高さにはウットリしてしまいます。やっぱり吟醸酒飲んだときの衝撃は、体に染み着いてるなぁ。獺祭ですね、僕の初体験は。


では、飲んでみますと・・・・ほう、カルピス+マロン味とでも言いましょうか。濁り酒らしい甘さにちょっとしたアクセントの味が含まれてるみたい。そしてのど越しまでくると・・・キリッと辛い!うーん、やはり天明、このカッとくる鋭い辛さがアイデンティティですね~。

何杯も杯が進んでくると、どのタイミングでも辛さを感じるようになります。うむ、やはり天明はこのドライな味がいい感じです。

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やはり実力派、おりがらみで味の変化が多彩なお酒を造らせても美味しいです!こういった表情豊かなお酒はもともと大好きなので、スマッシュヒットです!

しかし、最近自分の嗜好も変化してきて、ストレートに味が変わらず飲みきれるお酒も好きになってきました。天明の商品はまさにど真ん中なので、他のスペックもいただきたいですね!ごちそうさまでした。


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名称:天明 中取り 参号(無濾過生原酒) 
精米歩合:55%
酒米:秋田県大潟村産亀ノ尾100%
アルコール度:16% 
日本酒度:+3 
酸度:2.0 
蔵元情報: 曙酒造合資会社
購入価格(税込):1728円/720ml 
購入日:平成28年4月20日 
購入店:徳丸商店(店頭)


購入アドバイス

僕のイメージでは関東圏は東北のお酒が手に入りやすいです。天明はもちろん福島なので、扱ってる酒屋は多数。通販も充実している。この中取りシリーズは季節モノの限定品らしいので、特約店に張り付いて入荷を待つのが買うコツ。


オススメ酒販店

徳丸商店
今回の購入店。通販なしだが、4合瓶の揃えがいい、家呑み人に優しいお店である。ワインも充実。歓楽街のど真ん中にあるだけあって、いかにも業務用なお酒もあるのが楽しいw

佐野屋
ご存知通販最強酒屋。蔵元ごとにしっかりしたページを作ってくれて、ほんとネットによる地酒の普及に力入れてて、とても応援したくなるお店です。天明は別ブランド「一生青春」も含めて、バッチリ取り扱い中。




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