初心者限定オフ会＠串駒本店レポート　世界代表クラスのお酒をじゃんじゃん飲む宴！ : 神奈川健一のお酒ブログ

こんにちは～、お酒ミライの神奈川建一です。

今回は、先日大塚の串駒本店で開催させていただいた、初心者限定オフ会のレポートをお届けしたいと思います。

この会は台風１９号直撃の影響で中止になったものを、再度募集かけ開催したものです。いやぁ、あれは悔しかった・・・。開催予定日が台風関東上陸日だったんですもん。参加表明していただいた方々には申し訳なかったです。

しかし、めげずに再度募集させていただき、無事開催することができました！しかも満席で！ご参加頂いた皆さん、ありがとうございました～。

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当日は穏やかな天気となった大塚、池袋から山手線で一駅の街だけど都電が走る街並みは下町チックです。ちょと猥雑な雰囲気を感じるのは、元赤線地帯ということもあるのでしょうか。

駅前から少し歩いたところにあるのが串駒本店、大塚の堂々たる老舗です。ここの売りは、今や入手困難になった有名酒の数々を最良の状態で飲めること！もちろんそれに釣り合う料理の数々も素晴らしい。こういうお店に日本酒飲み始めた方々を連れて行くのが夢だったのですよ～。

まずは乾杯酒をオーダー。奈良萬の純米生酒おりがらみです！お～、冬っぽいですね。しかし、前回来た時も奈良萬が一杯目でしたね。串駒、奈良萬推しなんだなぁ。

お通しからしてすごい。鯖寿司と牡蠣です。いや、お通しじゃなくて前菜ですなこりゃ！今回は１人４５００円の鍋コースを利用しています。

盛り上がって写真を撮りまくる参加者。僕もテンション上がっていたので、写真がブレブレです。ごめん（笑）。

刺身盛り合わせが出た後には茶碗蒸し。くー、わかってるなぁ。奈良萬が進むぜ！

さて、次のお酒はと皆で相談して満場一致で決めたのはこちら。

十四代・純米大吟醸龍月・生と十四代・大吟醸双虹・生の飲み比べセットです！なにこれ贅沢にもほどがあるでしょ（笑）。でも、こういうのこそビギナーに体験して欲しい！

ちなみに、この２つの生酒は都内でも数軒でしか飲むことができない非売品です。前回の赤鬼でも飲みました。ウチの初心者会は毎回龍月が飲めるんですね（嘘）。

味は龍月はさらりとしているのですが、双虹はグワッとくる迫力がありますね。今日初めて十四代飲んだ方が「苦味が全くない！」と驚いていたのが印象的でした。

皆さんとお話してみると、普段は飲む機会が少なく自宅にも酒瓶はあっても１，２本というまさにビギナーの方だったり、これからマニア道極めるぞ！と沼に片足を入れたばかりの方だったりと、まさにうまい酒飲んでおいたほうがいいステージにいる方ばかりでした。そうそう、こういう人たちに最高の酒を飲んで欲しいんですよ！

ということで、有名なお酒連発コーナー。どんどんいくよ～。

而今！

王禄！

新政！（Ｓ－ｔｙｐｅが品切れでＸ－ｔｙｐｅに。さ、財布が・・・）

そうこうしている内に、メインのイカみぞれ鍋がきました～。ほほほ、寒い冬は鍋に限るわぁ。お酒は東洋美人にスイッチ。ほっこりしますね。

そして鍋を食べた後おじやにしてもらうのですが、どうですこのおじや。もうおじやとは言えない何かとしか表現できない豪華さです。ちょっとー！料理長、ナイス！

その後も楽しく飲ませていただき、最後は朝日鷹・生原酒でフィニッシュ。写真撮ってないけど十四代の本丸も飲んだのに（笑）。ごちそうさまでした、串駒本店さん！

写真に写ってない料理やお酒もあった上でのお代金は、一人あたり約９５００円。あぶねぇあぶねぇ、１万円いくとこだった！まあ、さすがにこれだけ豪華な料理とお酒飲めばこうなりますな。でも、皆さん満足だったようでなによりです。さすがに２次会はやめておきました。財布がもたんです（笑）。

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今回開催してみてわかったことは２つありました。１つは「十四代のすごさ」。参加してくださった４人に３人が、日本酒に興味を持つきっかけが十四代を飲んだことでした。このパターンはとても多いですね。

飲んだ人の大半に美味いと思わせるあの味は、やはり唯一無二ということです。苦味をほとんど感じさせないのが素晴らしいのでしょう。

加えて幻の酒なんて言われていますが、関東、特に東京では居酒屋における遭遇率が意外と高いのがこの原因だと思っています。チャンスをいろいろな場所に広げていく十四代の戦略は、見事に機能しているなぁと大いに感心しましたね。

２つ目は「優良店の敷居の高さ」。僕ら酒好きはこの串駒本店を含めて酒屋、飲み屋のいい店を知ってますが、大半が初心者が利用しにくいんですよね。特に酒屋については面白い気付きがありました。

初心者会やって気づいたのは、いわゆる地酒屋さんの問題点。初心者には地酒屋はハードル高いって言われるけど、一番の問題は「出にくい」こと。つまり何も買わないで出るのが妙に辛いのだ。

もしかしたら、入りやすさ、話しやすさよりも、出やすさに力を入れたほうが酒屋は便利になるのかもしれない。
— 神奈川建一＠お酒ミライ (@KanagawaKenichi) November 17, 2019