こんにちはー、お酒ミライの神奈川建一です。今回は先日開催した初心者限定のオフ会の様子をレポートします。

初心者しか来れない飲み会があってもいいじゃない!と思いついて始めた初心者会も今回で3回目となります。5人募集で3人ご参加となりましたので人数的にはちょっと残念でしたが、再度参加してくださった方が2人もいらっしゃりとっても嬉しかったですね~。リピートしてくれると自信がつきます!

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今回の会場は三軒茶屋の「赤鬼」、日本酒酒場として長い歴史を誇る銘店です。第1回目も利用させていただきました。僕が初めて飲みに行った10年前と変わらないたたずまいが嬉しいです。この変化の激しい時代において、昔と変わらない存在も素敵ですよね。

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予約して開店直後から飲ませていただきました。見よ、この初手のラインナップ。うふふ、豪華極まりない!与右衛門、十四代純米、鍋島、十四代純米大吟醸です。もちろん全部生酒。

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おちょこはこの赤鬼専用蛇の目です。これになみなみと注いでもらうのが最高なんすよ!ちなみに十四代の純米大吟醸のみハーフサイズで頼んでいます。赤鬼の特徴として、1500円以上のお酒はハーフサイズを選択できるんですね。後で述べますがこのシステム、秀逸だなと思います。

今日初参加の方は十四代純米のおいしさが気に入ったみたいで嬉しいです。十四代は初めて飲むとめちゃくちゃ感動するよね!わかるわ~。

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最初に出てくるお通し。個々人に一品プラス皆で食べられる品も出してくれます。これのおかげで最初の注文はお酒に集中できるんですよ(笑)。

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刺し身きたーーーー!!白身魚中心の美しい品々!うひょう!ちなみに予約時に刺し身を注文しておくと、一品サービスしてもらえます。絶対頼みましょう。

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さあ、追加でお酒。みむろ杉とくどき上手。どちらもバランスのよい甘さを楽しませてくれます。

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白身魚の西京焼き~。さわらだったかな?上品な味付けで、ほんのりとした白味噌の味わいが日本酒を引き立てます。最高!

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ここでまた高級酒を投入です。雪の茅舎・大吟醸!蔵元のフラッグシップだそうで、なんとラベルにナンバリング入り。もちろん皆で少しづつ楽しませてもらいました。めったに飲めないお酒を気軽に楽しめるのが赤鬼です。いいわ~。

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飲み屋の定番、ほっけ!どうよ、この肉厚さ。これが普通なんだぜ?

7時ぐらいになると満席で注文も大変です。日曜日夜なのにこの繁盛、さすがですね。

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酒、酒!亀泉・CEL24にごり(赤鬼限定)と美和桜です。亀泉はかなり元気だったようで、お酒全体が泡でできているんじゃないかってぐらい濁ってました。超シュワシュワでしたよ。

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そして最後に出てきたのがこの小左衛門・愛山(赤鬼限定)。1杯2500円の高級酒なんですが、恐ろしくUMEEEEEE!!!弾ける微炭酸と儚い甘みのバランスがすごい。なんですかこれは。小左衛門は十四代と並んで赤鬼が力を入れている銘柄なのですが、その実力を思い知りましたね。いや、こりゃ買わないと。

気づけば入店から3時間経過です。写真に写っていない日本酒や料理も頼んで合計23265円(1人5816円)。実にリーズナブルです。いやー、ごちそうさまでした。次回もぜひとも使いたいお店ですね。

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今回面白い気づきがありまして、ちょっとそのことについて書いてみます。参加してくれた方は日本酒を飲み始めて1年前後の方達だったのですが、加えてあまり量を飲めない方もいました。

頭ではわかっているつもりでしたが、それは盲点だったわー!と心なかで叫んじゃいましたね。日本酒をあまり飲めなくても日本酒ファンの人っているんですよ。

そういう方々ってファンが集まる飲み会とかって行くにくいじゃないですか。なぜなら周りのペースに合わせられないから。僕はファンが来たくなるような会を開催すればいろいろな人に会えると思っていましたが、それじゃ会えない人も確実にいるんです。

飲めない人は飲み会で不利ですが、家飲みでも不利です。なぜならお酒買っても消費しきれないからですね。放っておくと劣化する日本酒もありますし、なにより種類を飲めません。飲みたいしお金も用意できるけど買えないなんて、それは辛すぎますわ。

このギャップは何かを生み出すヒントになりそうな気がするんです。それがビジネスチャンスなのかコミュニケーションチャンスなのか、ちょっとわかりませんけど。

今回の赤鬼のような「高級酒をちょっとだけ注文できるお店」は、その問題に対する回答の1つかなと思いました。もしかしたらそういうことを念頭に置いた赤鬼のアイデアなのかもしれません。

初心者会は日本酒飲むことに慣れてしまった僕には毎回学びが多い会です。ほんとありがたいですね。次回も開催しますので、ぜひご参加を検討ください。

ここまでお読みいただきありがとうございました!