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味の傾向:
最も有名なアメリカワインの1つ。その2004年もの。アルコール度が高めの赤ワインなので、フルボディでパワフルな印象かと思えば、味わいは落ち着いていて渋みも感じないほど。そしてシンプルに甘い!なるほどこれがアメリカ流か、と納得するテイストだ。

合わせた料理:牛肉ステーキ

僕の評価:ワインなので未採点。おいしかったけど僕には早すぎた感じ。

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パラリラパラリラ~~~~。はい、当ブログ史上最高額のお酒をレビューさせていただきます。「オーパス・ワン 2004」であります。名前ぐらいなら聞いたことがあるのではないでしょうか?その市場価格、約58000円であります!(楽天市場調べ)ぐへーーーーー!??

とある裏ルートから格安で手に入れたのですよ。え、どのルートだって?それは言えないなぁ。漏らしたら一生十四代が飲めない呪いをかけられちゃうんでな!

冗談はさておき、ワイン好きなら誰でも知っているアメリカで一番有名な高級ワインです。それでいてイオンなんかにもよく売っていたりするんですよね。ドン・ペリニヨンと同じで、どこにでもある高級酒のポジションを得ているブランドだと思います。日本酒で同じことができているの、獺祭の「磨きその先へ」ぐらいでしょうか?

僕としてはワインの経験値が圧倒的に少ないので、やっぱり有名なものは飲んでみたい!と勢いで購入してしまいました。いやぁ、立派な酒カスになったものです。

スペックです。アルコール度が高いのはなんとなく想像できましたね。

アルコール度 14.1%
品種 カベルネ・ソーヴィニヨン主体(80%ぐらい?)他いろいろ
産地 アメリカ カリフォルニア州 ナパ・バレー

0.1%単位でアルコール度を表記してくれる姿勢に感動・・・。アルコール度14%だと赤ワインとしては高い方になると思いますが、個人的には落ち着いた印象を受ける度数です。渋みや酸味がアルコールの下に隠れている・・・みたいな印象を持っていますね。日本酒だとアルコール度が高いほど派手なイメージがあるので、ちょっと意外です。

さて、飲んでみましょう~。

◆シンプルに甘い!!

もちろんワインの温度を14度にして注ぎます。色は漆黒ですね。香りは・・・うーん、繊細?そんな強くないです。いろいろな匂いが存在してそうですが、まだ花開いてない感じ。もうちょっと置けば香りがより立つのでしょうか。

緊張して飲んでみます。

・・・・・・!!! 甘いぞ、コイツ!!

さすがに日本酒や貴腐ワインみたいに「甘ッ」というわけではないです。しかし、赤ワイン特有の渋みや酸味よりもまろやか~な甘さが味わいの真ん中にあるのです。カベルネ・ソーヴィニヨンでこれだけのヴィンテージ(16年!)でこんなに柔らかな甘味があるんだ。すげーー!

ってか、渋みのなさが恐ろしい。なんじゃこりゃ。加えて酸味もおとなしい。そっちはアルコール度の影響かなぁ?

合わせた料理はシンプルにアメリカ~ンなサーロインステーキ!(オーストラリア産でしたが)。もちろんばっちり合いますが、そこでも感じるのはワインのじんわりとした甘み。繊細そうに見えるけどタフな甘みだなぁ。うめぇ。

◆まだまだ修行が足りない

伝説のワイン、他のワインとは違う味わいに唸らされました。まさか甘いとはな~。開けたのは父親の誕生日会だったのですが、そういうきっかけを理由にして飲むにはいいワインでしたね。まあ、両親には乾杯で飲んだシャンパンの方が喜ばれていた気もしますが!

ただ、約6万円の価値があるのか?と問われれば、「うーん」と考えてしまう自分もいます。もっと強烈な華やかさとかあるのかな?と思っていたんですよね。やはりまだまだ自分には早かったのかもしれません。高級ワインには人生の経験値がものを言うらしいですしね。そうなると、今自宅のセラーにあるドン・ペリニヨンも同じ感想になるかもしれませんなぁ(笑)。

「オーパス・ワン 2004」、10年後再度リベンジしたいワインです。もっと修行するぞー!

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名称:
オーパス・ワン 2004(赤ワイン)
ぶどう:カベルネ・ソーヴィニヨン主体、他数種類ブレンド
地域:アメリカ カリフォルニア州 ナパ・バレー
アルコール度:14.1%
市場価格(税込):58000円ぐらい/750ml
輸入元:シークレット
購入日:令和1年9月14日 
購入店:シークレット










YouTube動画。今回はアル添の日本酒について語ります!