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味の傾向:毎年の年末に発売される定番のにごり酒。清涼感があるフルーティな香りは実に華やか。はっきりとした甘味に刺激的で舌に残る苦味が特徴だ。苦味が強いので料理を選ぶぞ。

合わせた料理:スパムおにぎり、しめ鯖(失敗)

僕の評価:65点/100点(ちょっと苦味が強すぎますね)

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定期的に秋田酒を飲まないと死んじゃう僕がおくる秋田酒レビューです!「一白水成(いっぱくすいせい) 特別純米酒 ささにごり R2BY」であります。とても人気のある銘柄ですね。

毎年11~12月は新酒と呼ばれるフレッシュなできたての日本酒が販売されるシーズンなのですが、数ある商品の中でもこの特別純米酒は人気という印象があります。ネットでも皆このお酒飲んでるなぁって感じますね。

新酒は発酵由来の微炭酸や清涼感あふれる青っぽい香りがあり、日本酒詳しい人もそうでない人も楽しめるのがいいです。初めて新酒の生酒を飲んだ時は、これが日本酒!?と驚いたもんですよ。

では、スペックです。ネット情報から僕の実感に近いものを引用しました。

アルコール度 16%
精米歩合 55&58%
日本酒度 +3
酸度 1.4
アミノ酸度 不明
吟醸づくり、加水あり、生酒、純米、にごり酒

スペック的にはごく中庸な感じを思わせる数値です。甘すぎず酸っぱすぎず。酸度はやや低いですね。その分甘みを感じやすそうです。吟醸づくりしていますが特別純米ということで、そこまで香りは主役じゃないのでしょう。

さて、飲んでみましょうか。

◆クリアな甘味に刺激的な苦味が被る!

冷酒で注いで色を見ます。まあ、にごっている。そりゃそうだ。グリーンのトーンはありますが、強くはないですね。

香りを確認。おおっ、いい香り!爽やかでフルーティな香りと、フレッシュなハーブを思わせる香りが混ざって最高です。さすが洗練されているぅ!

飲みます。

ふむ、明確な甘味にピリピリくる苦味が柱の新鮮な味わいです。かなり苦味が強いです。

これはなかなか難しい味だ!

はっきりとした甘味が最初にきます。ここはさすがの味わい。クリアーできれいな甘さです。

しかし、後味に強い苦味があります。この苦味が刺激的なため舌に残りやすく、淡い味わいの料理(今回はしめ鯖)などの味を邪魔するのです。

◆肉料理がおすすめ

意外なまでに苦くて驚きましたね。初めて飲んだので、毎年そうなのか今年だけなのかは判断できないのですが。新酒で生酒という特徴に加えて、シャープですっきりした味の設計なので、余計に苦味が目立ちやすいなと感じました。

この酒質だとこってりした肉料理と合わせたくなります。スパムおにぎり(てりやきのスパムを乗せておにぎりにしたもの)はばっちりでした。他にも豚の角煮やローストビーフ丼など肉肉しいやつは好相性でしょう!

「一白水成 特別純米酒 ささにごり R2BY」、おいしいけど改善の余地ありな出来でした。来年に期待ですね!