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味の傾向:最近ぐいぐい評判を上げている千葉の酒蔵がつくる大吟醸。香りは大迫力のフルーティタイプ、青りんごの濃厚な匂いがたまらない。味わいはトロっとした舌触りの甘味がたっぷり味わえる。適度な苦味渋味がバランスを取り飲みやすい。非常に優秀なお酒だ。

合わせた料理:焼き肉

僕の評価:80点/100点(甘味系としてすばらしい完成度)

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さあ、個人的に注目蔵が増えている千葉県のお酒をご紹介。「寒菊(かんぎく) Red Daimond 純米大吟醸 愛山50 R2BY」であります。赤いラベルがまぶしい愛山を使ったお酒ですよ~。

購入のきっかけは僕が管理人している日本酒LINEオープンチャット(誰でも参加できる匿名性のLINEグループ)で、複数のメンバーがうまいうまいと投稿していたから。話題の酒にはすぐ飛びつくのが神奈川建一なんです!

感想を聞くと濃厚な甘味が最高のお酒だとのこと。普段飲まないタイプのお酒ですが、むしろこちらの調査欲を刺激してくれます。花陽浴やたかちよはもちろん、最近では天美など有力な蔵元がそろっているジャンルで名をあげるとは興味深い。

このRed Daimondは年1回のみ出荷される、販売店をしぼった限定酒だそうです。主に都市部の地酒専門店で販売されたのでしょうね。

スペックです。

アルコール度 15%
精米歩合 50%
日本酒度 -5
酸度 1.4
アミノ酸度 不明
純米、生酒、吟醸づくりあり、原酒、無ろ過

すがすがしいまでの今風スペックですね。低アルコール無ろ過生原酒で日本酒度は-5。まさに人気のお酒の黄金比です。注目ポイントは酸度がごく普通であることですね。甘酸っぱいスタイルではなく、とことん甘味を主張したお酒なのでしょう。

さあ、楽しんでみましょう!

◆甘い香りと味がドカーン!!

もちろん冷酒でそそぎます。色はどうかな。ほんのり黄色・・・な印象です。ほんの少しですが色づいていますね。生酒なのに色がついているのは糖分が多くて原酒だからでしょうね。

香りは甘いフルーティな匂いがドーン!と。わかりやすい~(笑)。かなり派手です。そこにハーブや青草の印象も混ざるので、僕的には青りんごと表現したいところですね。こういう香りがあるなら、お酒自体も甘いでしょう。

飲みます。

濃厚でボリューム感ある甘味がドカーンと流れ込んでくる!飲みづらさはなくバランス感覚抜群だ!

甘いッ、でも飲みやすい。まさに現代日本酒の真骨頂ともいえる甘口酒ですね!

とにかく甘いのですが、スイスイ飲めます。アルコール度15%がばっちりハマっています。甘味も甘いだけじゃなく滑らかなので、心地いい。苦味と渋味があるのですが、アクセントになるぐらいなのでいい感じです。

こういう甘いフルーティな香り(カプロン酸エチル系と言います)で飲みやすいお酒なら、合わせるのは脂っこいもの!というわけで、牛肉を焼き肉にしましたがバッチリ。意外かもしれませんが相性いいので試してみてください。

◆今後の評価が楽しみ

今風のお酒を水準以上のレベルで仕上げてきた1本でしたね。蔵の公式HPを見たら、ビジュアルの美しいサイトに仕上がっていて好印象です。おそらく蔵元が代替わりしたのでしょうね。

今回のお酒は限定商品なので極端な味わいに振っているのだと思われます。レギュラーの商品はまた違う雰囲気なので、そちらもぜひ飲んでみたいですね。

「寒菊 Red Daimond 純米大吟醸 愛山50 R2BY」、また千葉に気になる銘柄が増えました。要注目ですよ~。