こんにちは~、神奈川建一です。
2022年8月に行ってきた秋田旅行レポート、後編はじめますよ~。まだ見ていない方はぜひ前編も見てみてください。
2日目は能代市の友人宅に一晩泊めてもらって(横浜とは比べ物にならないぐらい快適な夜でした。秋田涼しい!)、秋田旅行3日目です。朝からニュースで各地の大雨被害が報道されていましたが、自分がいる能代市はごらんの快晴っぷり。もう酒の神さまの加護がついているとしか思えませんな!どこかでツケ払わせられそう(笑)。
本日は友人は仕事があるので、僕一人の単独行動です。能代市から南下して男鹿(おが)市に向かいます!男鹿市は秋田市の西にある半島のような地域ですね。最近日本酒界を楽しませてくれている稲とアガベ醸造所がある場所ですよ。
能代からもそんな距離がなかったので、昼になるまで男鹿の海眺めながら本読んだりして時間つぶしました。ああ、夏休みだなぁって実感します。人が集まる場所だったので、秋田名物のババヘラアイス売るおばちゃんがいますね。秋田の夏ですなぁ。
お昼になったので稲とアガべ醸造所へ。うぉ、ほんとに駅を酒蔵に改造しているので、酒蔵前がめっちゃ開けている。そしてキレイな蔵!写真だと大きく見えますが、実際はかなり小型の蔵でしたね。タンクはかなり小さいのでしょうなぁ。
レストランが併設されているのですが、お昼はテイクアウトのみ。酒粕を使ったプルドックを買いました。あとシングルオリジンコーヒーも。秋田でお金使わないとね!
で、このプルドックがおっそろしくうまかった!一瞬で完食でしたよ。コーヒーも冷めてもおいしいのでゆっくり楽しめる。真夏といえども涼しい秋田ですから、クーラーなくても車の中は快適。秋田の夏、マジでいいです。横浜からしたら天国や。
とりあえず設営する前に風呂に入ります。写真は温泉にあったなまはげ人形。そういうえばなまはげ撮ってなかったなーってことで撮りました。男鹿はなまはげ推しらしくて、そこらじゅうにいます。橋やトンネルまでなまはげ。これじゃ男鹿の子どもたちは一切いたずらできない超監視社会じゃないですか!
テキパキと設営する。なんとキャンプ場のご厚意で普通のサイトからオートキャンプサイトにアップグレードしてもらいました。車止められないサイトは利用者が僕以外いないからだそうで。真夏のキャンプ場って人がいっぱいいると思ってましたが、そうでもないんですな。
さー、明るいうちから飲みますよ!サザエ焼いちゃう!ビールも飲んじゃう!
ご飯は牛丼です。一発でおかずとご飯が完成するのでめっちゃ楽ちん。
なまはげオートキャンプ場も設備が整っていて初心者に優しいキャンプ場でしたね!夜は涼しく満天の星空でしたし、かなり推せる場所です。
◆◆◆
ぐっすり眠って旅行4日目です。まだまだ晴天、もう僕は酒の神に愛された漢と自称させてもらおうか。
本日は友人と合流して秋田市観光ですが、その前にまた風呂行きます。適当に検索したら見つけたのが秋田温泉プラザ。ここはめっちゃよかった!キレイな風呂場に露天風呂もハイレベル。あとで聞いたら地元民も愛用しているみたい。
秋田市内に入って昼飯を食べます。秋田市まで来ると街の雰囲気ががらっと違う。新しいビルがばんばん建っていてお店も都会的。昼飯は久二郎バーガーというハンバーガー屋さんでしたが、うまいしモダンだしで東京みたいでしたよ。
秋田市観光は市街地から離れて鵜養(うやしない)地区へ行きます。ここは新政の自社田がある場所ですね。
用水路もきれい!
ちょうど出穂の時期だったようで、珍しい稲の花も咲いていました。う~ん、ラッキーだ。
一緒に行った友人も来るのは初めてだったみたいですが、なにせリアル米農家の息子なので稲の解説がいちいち面白い!1人で行ってもここまで楽しくはなかったでしょうね~。感謝。
鵜養は新政が酒蔵ツーリズムの対象にも考えているという話を聞いたことがありますが、それも納得の雰囲気です。地区の端の方には川が流れていて、滝まであるんですよ。ここはひんやりしていて真夏の日中でも気持ちいいです。ちょっとしたところですが、あるとないとでは大違い。駐車場もトイレもあってアクセスもよかったです。
秋田市中心部に帰る途中で佐々辰酒店へ立ち寄り。秋田酒だけでなく県外の酒も豊富に揃う秋田屈指の酒屋さんだとか。冷蔵庫を見せていただくと酔鯨、喜久酔、黒龍、霧筑波!と唸るしかない統一感のあるラインナップ!好き者はぜったい立ち寄ってみてね!ここでは黒龍の貴醸酒を購入です。
秋田市駅前に着いてもどんどんいきますよぉ。駅からすぐの菅久商店です。こちらは日本酒だけでなく焼酎、ウィスキーも強いのが特色。店内に酒がぎっしり詰まっていました(撮影は許可いただいております)。
日本酒はもちろん秋田酒が主役!そして常温一升瓶の頼もしさ!近隣飲み屋さんの需要を長年満たしてきたのでしょうね。ここでは雪の茅舎PBの七蔵を購入です。
本日は飲み屋で別の友人とも合流なのですがちょっと時間が空きました。そしたらすかさず0次会するのが酒飲みってもんよ!ということで、秋田駅の駅ビルにある角打ち施設あきたくらすへ~。
新幹線の待ち時間にサクッと一杯飲むのに特化したメニューになっていて、お酒は10種類ぐらい、地ビール2種、おつまみ5~7種ぐらいと絞られた構成になっています。しかし、これがいい。種類は少ないけど人気どころばかりで秋田酒飲みたい!というニーズにクリーンヒットする感じです。
僕は地ビールで喉をうるおした後に山本をオーダー。リンゴの味がするやつなので、外で遊び回った今の状態にジャストフィット!うめぇ!他には新政と花邑は3種づつあったし、雪の茅舎は美酒の設計だったりと一流の品がずらり。マジいいぞここ。
そして~~~本日夜のメイン、永楽食堂ゥ~~~~~~!!!
ご存知の方は多いと思いますが、秋田を代表する居酒屋です。とにかく県内県外問わず日本酒の種類が多い!名前の通りもともとは市場関係者の利用が多かった食堂なのですが、いつのまにか呑み助の聖地になったのだそうです。
さあ、意を決して入店!
秋田酒もすごいが県外酒もすげぇ!そして新政と十四代のそろえの凄まじさ!
店内は密度が高くガヤガヤしているまさに食堂って感じ。能代のべらぼうとは空気感が違いますがこちらも僕の大好物な雰囲気です。食事メニューもイワシたたきやあん肝ポン酢、タコ唐揚げなど居酒屋のジャンクな定番がそろってたまりません。これを極上の日本酒で飲むのか~。天国か!
食堂感あふれる肴の数々。これを日本酒で流し込む!秋田っ子の友人たちは県外酒を飲んでいましたが、僕は当然秋田酒を。阿櫻袋吊り、日の丸超限定などの極上酒を飲む、飲む、飲む!最後は十四代本丸を皆で飲みましたが全員「うめぇ・・・」とため息が出るおいしさ。秋田でも十四代はパなかったです。
お店は飛び入りも可能ですが2人以上だと難易度高いので予約必須ですね!1人の場合はカウンターにチャンスがあるので、ダメ元はありかもです。予約してくれた友よ、ほんとありがとう!(泣)
5日目の翌日は完全に移動日としたので、空気の涼しい朝早くにコンビニ飯を買って食べてからすぐ友人と分かれて10時間のドライブをこなして横浜に帰宅しました。長かった、疲れた、楽しかった!秋田よありがとう!
山本のは粕取り焼酎で、新政の酒蔵行く途中で買ったやつですね。なぜ買っているんだ(笑)。潟の松風は雪の茅舎のお酒です。これかなりうまいんですよ。そろぞれのレポート、お楽しみに~。
◆◆◆
秋田旅行レポート、いかがでしたでしょうか?僕から言いたいのはただ1つ。「真夏の秋田は涼しくて最ッ高!!」です。もう、首都圏地域に住んでいる自分からすれば天国みたいに過ごしやすい!
日中でも29℃だったりだし、夜は22℃ぐらいまで余裕で下がるのでクーラーなくてもめちゃめちゃ過ごしやすい。秋田に行きたくなる理由はいろいろあると思いますが、この気候のお陰できっと楽しめると思います。自分の場合は日本酒とキャンプだったわけですが、楽しかったのは半分ぐらい秋田の空気のおかげだと思います。
ただし竿燈まつりのシーズン(8月の上旬ぐらい)はマジで秋田市も能代もホテルがないので、この時期に宿泊の予定なら相当前から予約しておいたほうがいいです。そうじゃないと僕みたいにキャンプ+友達だよりになりますよ~。今回はそれが吉でしたけどね。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
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コメント
コメント一覧 (4)
地元民ですが秋田のお酒や見どころ知りませんでした。
ブログ書いていただいてありがとうございます。
本当に秋田の夏は過ごしやすくでいいですね~。避暑地としてもっと売り出すべしです!
男鹿ご出身ですか!県外から行くと秋田はいいところばかりでたまりません。少しでも楽しんでいただけたのなら幸いです~。