味の傾向:スーパーやコンビニなどで、もっとも見かける赤ワインの1つ。ブルーベリーやカシスの印象を持つ辛口ワイン。重すぎず、酸っぱすぎず、渋すぎず、実にバランスのいい味わい。日本の食卓に似合う万能ワインだ。
合わせた料理:ラタトゥイユ
値段(税込):550円ぐらい/750ml
僕の評価:75点/100点(はずれない味)
◆◆◆
こんにちは~、日本酒ブロガーの神奈川健一です。
今回は久しぶりにワインのレビューです!「アルパカ カベルネ・ソーヴィニヨン/メルロー 2023」となります。チリ産の赤ワインですね!
このアルパカマークの瓶は、酒飲みならば誰でもご存知ではないでしょうか。アサヒビールが輸入しているだけあって、コンビニをはじめとした量販店では、だいたい売ってますよね。しかも、お値段は激安です。
日本酒と違って、ワインは値段が安くなると、当たりに出会う確率が下がるんですよ。なので、1000円以下でおいしいワインの銘柄をおさえておくことは、間違いなく晩酌ライフを充実させてくれます。そのため、日本で一番売れているとも言える激安ワインのアルパカを、もう一度しっかり味わってみたいと思います。
スペックです。
アルコール度 13%
産地 チリ
品種 カベルネ・ソーヴィニヨン/メルロー
収穫年 2023年
アルコール度はごくごくノーマルな度数です。14%以上になると、自分がつくる料理には合わせづらいと感じるので、これは嬉しいですね。ぶどうは、どっしりしたカベルネ・ソーヴィニヨンと、ふくよかなメルローのブレンドです。2023年ものなので、できたばかりのフレッシュなタイプですね。さて、どうでしょうか?
◆どこまでも中庸な味わいが見事
ワインセラーで冷やして適温にしてからグラスにそそぎます。色ははっきりした深い紫色です。ブラックベリーを思わせますね~。力強そうな外見です。
香りをチェックします。ブルーベリーやカシスのようなにおいですね。いかにも赤ワインという感じですよ~。ちょっとリキュールのようなアルコール感もありますね。ピーマンのにおいもちょっぴり感じます。安いワインとしては、十分に合格点でしょう!
飲んでみます。
チリらしい濃厚な味わい!そして重すぎず、酸っぱすぎず、渋すぎず。このバランス感覚、最高だぜ!!
なんて丁度いい味わいなんでしょうか。これなら、和食でもまったく問題なさそうですよ!
温かい地域でつくられたワインらしく、しっかりした味を感じます。凝縮感がある、といった感じでしょうか。ワインの中にぎゅっと味が詰まっていますね。
でも、味の全体が濃すぎないんですよ。酸味や渋味が穏やかで、しつこくないのです。チリワインにありがちな、濃すぎて料理が負けるということがない。さすがにたくさん売れているだけありますよ、これ。
今回はラタトゥイユ(夏野菜炒め)に合わせましたが、肉が一切入っていないのに、まったく問題ありませんでした。このワインに使われているカベルネ・ソーヴィニヨンというぶどうは、渋味が強いので肉がないと物足りないことが多いのですが、そんな気配はぜんぜんありません。これなら肉をあまり使わない和食でも、十分楽しめそうですね。
◆売れているのはダテじゃない
いやー、改めていいワインだと感心しました。外国のワイン、特に赤ワインって、しっかりした肉料理じゃないと厳しいと感じることがけっこうあるのですが、このアルパカは軽い野菜料理だとしても、問題なさそうなのがすごいです。
そしてこの味が500円台で買えちゃう!これは飲まない手はないですよ。今後とも、しっかりお世話になっていきたいと思います。
「アルパカ カベルネ・ソーヴィニヨン/メルロー 2023」、日本でめちゃくちゃ売れている理由がわかる、日本の食卓に似合う赤ワインでした。超おすすめです!
神奈川建一()
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神奈川建一(kanagawakenichi)
名称:アルパカ カベルネ・ソーヴィニヨン/メルロー 2023(赤ワイン)
ぶどう:カベルネ・ソーヴィニヨン&メルロー
産地:チリ
アルコール度:13%
市場価格(税込):550円ぐらい/750ml
輸入業者:アサヒビール 株式会社
購入日:令和6年4月28日
購入店:近所のスーパー
産地:チリ
アルコール度:13%
市場価格(税込):550円ぐらい/750ml
輸入業者:アサヒビール 株式会社
購入日:令和6年4月28日
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