味の傾向:広島の北部でつくられている白ワイン。杏、レモン、みかん、はちみつといった、トロピカルで甘い香り。味はシャープな辛口で、ボリューム感がすばらしい。ヨーロッパのワインに負けてない味わいだ。
合わせた料理:オリーブオイルをかけた野菜サラダ、ハムとたまねぎのマヨネーズかけ
値段(税込):2200円/750ml
僕の評価:80点/100点(フランス産にも負けない)
◆◆◆
こんにちは~、日本酒ブロガーの神奈川健一です。
今日は広島の白ワインをご紹介です。「三次(みよし)ワイナリー TOMOE シャルドネ クリスプ2023」であります~。
日本のワインと言うと、山梨、長野、山形、新潟に北海道と、多くは東日本産のイメージがありますよね。実際に今まで自分が買った日本ワインは、山梨、長野県産が多かったです。やはり寒暖差がある寒い地方の方が、ぶどうが育てやすいのでしょう。
しかし、今回のこのTOMOE・シャルドネクリスプは、なんと広島県産です!どこなんだと調べてみたら、中国地方のど真ん中、山の中の盆地のようですね。ぶどうのピオーネ栽培が盛んなところのようです。広島県にこんなところがあるとは。こういう発見があるのが、地酒である日本ワインの面白いところですね。
スペックを確認しましょう。
アルコール度 13%
産地 日本 広島県三次市
品種 シャルドネ100%
収穫年 2023年
白ワイン用ぶどうとしては、世界で一番有名なシャルドネを100%使った若いワインです。個人的に最注目なポイントは、アルコール度が13%あるところですね。日本ワインでこの度数は珍しい!ヨーロッパ並みです。アルコール度はお酒の味の根幹ですから、どのような影響があるのか楽しみですね。
◆日本ワインとは思えない!?
キリッと冷やしてグラスにそそぎます。外見は淡いレモンイエローですね。そこにグリーンのトーンがうっすらついています。いかにもできたての白ワインといった印象の外見ですね。
香りを確認します。おお、トロピカルで爽やか~ですね!レモン、みかん、杏、そこに甘い印象が混ざります。はちみつ、コンポートかな?よく嗅ぐとアルコールのにおいも感じますね。度数13%の存在感です。
飲んでみます。
「ボリューム感あふれる豊かな味わい!シャープでキリッとした味覚がブワーッと広がっていくッ」
うおおおー!めっちゃカッコいいぞ、このワイン!
味自体はキレキレの辛口です。シャープな酸味がキュッと口の中を締めてくれます。酸っぱいではなく、辛いという印象が心地よいですね。
そしてその味がぶわっと広がっていくんですよ。このボリューム感がすばらしいのですね。まるでフランス南部やイタリア南部のお酒みたいです。ヨーロッパの雰囲気を日本ワインで味わえるとは、かなり感動ですよ。
迫力がある味わいなので、料理はその迫力に釣り合うものがよさそうですね。シンプルな塩味の肴よりも、バター・クリームなどを使ったコクのあるものがよさそうだなと感じました。実際、ハムと玉ねぎにかけたマヨネーズが、カチッとこのワインに合いましたね。見た目の白い、こってりとしたものがおすすめです。
◆日本ワインは奥深い
今まで飲んだ日本ワインから感じる印象は、海外のものとは味が別物だなということです。日本ワインは日本ワインでおいしいのですが、ジャンルが違うおいしさと言いますか。輸入ワインと比べるのは、意味がないんじゃないかな~と思ってました。
しかし、このTOMOE・シャルドネクリスプは、欧州のワインと同じ土俵で比較できる味わいを持っていますね!こういう日本ワインもあるんだなぁ。まだまだ飲む経験がたりてないので、もっと日本ワインにトライしていきたいと思います。
「三次ワイナリー TOMOE シャルドネ クリスプ2023」、ボリューム感がすばらしいシャープな辛口白ワインです。超おすすめです!
神奈川建一()
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神奈川建一(kanagawakenichi)
名称:三次ワイナリー TOMOE シャルドネ クリスプ2023(白ワイン)
ぶどう:シャルドネ100%
産地:日本 広島県三次市
アルコール度:13%
市場価格(税込):2200円/750ml
製造者:株式会社 広島三次ワイナリー
購入日:令和6年8月8日
購入店:いまでや銀座(東京都中央区)
産地:日本 広島県三次市
アルコール度:13%
市場価格(税込):2200円/750ml
製造者:株式会社 広島三次ワイナリー
購入日:令和6年8月8日
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