写真 2026-04-01 21 48 08
味の傾向:新潟の緑川がつくる定番の吟醸酒。アルコール感の強い香りに、スムーズな舌触りとパンチのある苦味が主役の味わい。パワフルな淡麗辛口だ。

合わせた料理:焼きめざし、うどのきんびら、焼きさやえんどう、ホタルイカ酢味噌合え

購入価格(税込):1,590円(720ml)

僕の評価:70点/100点(強い料理に負けない食中酒)

◆◆◆

 こんにちは~、日本酒ブロガーの神奈川健一です。

 今回は新潟のお酒をレビューします。「緑川(みどりかわ) 吟醸」となります〜。当ブログ初登場のブランドですね!

 緑川は最寄りの日本酒酒屋さんでずっと前から取扱いがある銘柄です。いつでも見かけるからそれゆえスルーしていたという、酒飲みあるあるなブランドですね。今まで飲んでなくてすみません!

 飲まず嫌いはイカンと、心を入れ替えて買ってきました。この緑川・吟醸は新潟酒の定番とも言えるアル添の吟醸酒です。まず銘柄の方向性を探るにはもってこいだと思ってチョイスしました。

 それではスペックを確認しましょう。

 アルコール度 16.5%
 精米歩合 55%
 日本酒度 不明
 酸度 不明
 アミノ酸度 不明
 醸造アルコール添加、吟醸香あり、加水あり、火入れ、活性炭ろ過

 アル添の吟醸酒としてはごくごく普通のスペックですが、アルコール度が目立ちます。16.5%! 新潟のお酒はこうでなくちゃいけません。他には裏ラベルにしっかり熟成している旨のコメントがありますね。期待して飲みましょう。
 
◆パワフルだが整った味わい

 冷やしてグラスにそそぎます。外見を確認しましょう。うん、ほとんど透明ですね。ろ過がしっかりかかっています。ただ、よーく見るとベージュのトーンが見えます。熟成の影響かもしれませんね。

 香りを確認します。うおっ、めっちゃアルコールのにおい!ハードだなぁ。いまどきの純米吟醸のようなフルーティなイメージは感じません。ほんのちょっぴりバナナのにおいがあります。あと香ばしいにおいも少しありますね。やはりしっかり熟成しているのでしょう。

 飲んでみます。

 「苦味主体のパワフルな味わい!でも滑らかさがありバランスが整っている」

 うん、これぞ越後酒!やはりはずさないですね!

 甘味は少なく酸味も低い。アルコールの刺激が強く苦味もしっかりあります。ドライというより、パワフルでインパクトのある味わいですね。

 そんな味わいですが、刺激も苦味も目立ちすぎてないのがさすがです。これは滑らかな舌触りがいい仕事していますね。刺激・苦味がおだやかに感じられます。パワフルでビターな良酒になっています。

 料理はシンプルだけど味の強い肴が似合いましたね。焼いためざし最高!ワタと酒の苦味が奇跡のように合うんですよ。同じく焼いたさやえんどうや、煮詰めたうどのきんぴらもよかったです。お酒の洗練された印象が、素材を活かした料理にぴったりでした。
 
◆都会派淡麗辛口ブランドの選択肢として優秀

 新潟らしいインパクトのある味わいを、バランスよくまとめているよくできた吟醸酒でした。想像通りの味ではありましたが、さすがの品質でしたね。別の商品もぜひ飲みたいです。

 淡麗辛口が欲しいけど、八海山や久保田はちょっとなーというシチュエーションで重宝しそうですね。久保田ほど洗練されていないけど、鶴の友ほど田舎くさくもない。そんなポジショニングが緑川かもしれません。

 「緑川 吟醸」、力強いビターな味わいを、ぜひ晩酌で楽しんでみてください。
写真 2026-04-01 21 48 02
名称:緑川 吟醸