こんにちはー、お酒&ゲーム系Tシャツ屋・ケンザンプロダクツの神奈川建一(@KanagawaKenichi)です。
先日、東京における十四代の聖地「串駒本店」に訪問した日、食事する前に僕は酒屋さんに行きました。そのお店の名前は「地酒屋こだま」、知る人ぞ知る地酒伝道のお店です。こう、いろいろなところへ行ったついでに、ちらっと地酒屋行って出会いを探すのが、優れた日本酒マニアへの道なンですよ、フフン(自画自賛)。
「飲み会中長時間常温放置するから、古酒とかお酒が痛まないのがいいなぁ」と考えながらうろちょろしてると、「極甘熟成酒」とのラベルが貼ってあるお酒が。なんかいきなり買う人を拒否するかのような攻撃的な説明です!
しかし、僕も横浜の極左党と呼ばれた男(自称)、たとえ古酒であろうとも、楽しめる自信があります。意を決してレジに向かうと、店長さんが「これめちゃめちゃ甘いですよ?」と声をかけてくれる。「大丈夫っす!ロックで飲みますから!」とドヤ顔の僕。「うーん、それもいいけど、これはソーダ割りがおすすめなんですよ」「ソーダ割り!!!!?」まさかの日本酒ソーダ割りです!!マジで!?
そのお酒こそが、今回ご紹介する「花巴 山廃純米 極甘熟成酒」なのです。
花巴は奈良県にある酒蔵・美吉野醸造株式会社にて製造されています。今回が初購入なので、まだ詳しくないのですが、個人的なイメージとしては「日本酒界の傾奇者」。とにかく奇妙キテレツなお酒の数々を繰り出してくるんですが、それが不思議と完成度が高くて、やみつきになるのだとか。しかもそのほぼすべてを蔵元杜氏の橋本晃明さん1人で仕込んでるそうで。まさに芸術的1人酒蔵。そりゃー、奇想天外なお酒が生まれるってもんです。
このお酒は22BY(平成22年に醸造開始したお酒という意味)なので、5年の古酒になります。加えて酵母無添加で山廃仕込みということで、かなり昔っぽい造り。 そして極甘でソーダ割り推奨、なんですかこの変態スペックの満漢全席は。さっそく調査しなければなりません。
しかし、この短冊ラベルのわかりやすさ、いいですねー。スペック的な酒米や酵母の表示より、僕はこっちのほうが好みです。味が想像できるラベルもっと増えて~。
パキン、トクトクトクトク・・・・もわわわ~ん
!!!!
醤油の匂い!
きました、 醤油アロマです!w これは開春「寛文の雫」を思い出しますね!酵母無添加が共通してるから、そのあたりが関係してるのかなぁ。醤油と聞くと、ぐえ?って感じがしますが、古酒に限ってはありうる香りなので大丈夫。
そして、味は・・・・甘い、甘いけどそれを超えて舌を刺激するのが薬味感!なんというか・・・八ツ橋?あのニッキの感じが近い。そして誤解を恐れずに例えるならソルマック味。そう、皆さん大変にお世話になってるであろうアレです。 もう薬用酒に近づいてます。こりゃあ強烈だぁ!
確かに面白いし、おいしいけど、ぐびぐび飲むのはためらわれる。何より人に勧めにくい印象。そこで推奨されたソーダ割りをGO!してみます。とりあえず1:1ぐらいにすっかな。
しゅわわわ~ぱりりん
うめーーーーーーーーーーーーーーーーっっ!!!!
なにこれ、おいしい! あのソルマック(失礼)が、甘露酒のような穏やかで甘酸っぱいドリンクに大変身です。はー、こんな楽しい飲み方もあるんですね!もう、グビグビいけます。こりゃー夏の食前酒に最高っすね。もうビールに負けないぜッ。
いやー、日本酒の古酒が蒸留酒並に濃いことを見事に利用した飲み方です。そして思ったんですが、これハイボールですよね? まさか古酒が日本酒ハイボールになるとは思いもしませんでした。いやあ、お酒って奥が深いですねぇ。
いやあ、実に面白かったです。やっぱり奈良県のお酒は目が離せませんねぇ、とにかく変態的挑戦的な蔵が多いです。 風の森、生もとのどぶ、そして花巴。この前お店で飲んだ鷹長も凄かったですから。うーん、僕の奈良県好きは今年加速しそうな予感です。
花巴「山廃純米 極甘熟成酒」、日本酒の新たな可能性を見たお酒でした。尖ったお酒を探してるあなた、ぜひともお買い求めください!
名称:花巴 山廃純米 極甘熟成酒(22BY)
精米歩合:70%
酒米:曙
アルコール度:17%~18%
日本酒度:不明
酸度:不明
蔵元情報:美吉野醸造株式会社
購入価格(税込):1458円/720ml
購入日:平成28年6月10日
購入店:地酒屋こだま(店頭)
購入アドバイス
奈良のお酒なうえに、生産量が少ないので、売ってるお店が限られるのが難点。需要が供給を大幅に上回っているお酒ではないので、お店さえ見つかれば購入は簡単。しかし季節限定酒には注意。今回のお酒は古酒なので、扱いも簡単でゆっくり飲めるのがいい。ぜひとも晩酌の選択肢にどうぞ。
オススメ酒販店
地酒屋こだま
今回の購入店。小さな店内に並ぶお酒は、東京ではめったに見ないような珍しいものばかり!そのほとんどを試飲できる。お酒を広めるのにとっても熱心な店長が切り盛りする小気味よい店。営業時間が変則的なので、行く前に公式ツイッターをチェックするのをおすすめ。
〈PR〉ケンザンプロダクツTシャツのご紹介~。
【お酒海】
死海に行って、このラッコと同じことをするのが僕の夢なんです(本気)
ちなみに桜を散りばめた日本酒のイラストが一番のお気に入り。
ツイッターアカウントに使ってるワンカップでは決してないです。
28年8月31日までは当ブログキャンペーンで公式通販の送料(500円)が無料となります。クーポンコードは「OSAKEMIRAI001」、ぜひご利用ください。 お支払いはカード、銀行送金、コンビニ払いが利用できます。
こちらからショップページにいけます~。
minneでも、購入いただけます~。
Creemaでももちろん買えますよッ。
先日、東京における十四代の聖地「串駒本店」に訪問した日、食事する前に僕は酒屋さんに行きました。そのお店の名前は「地酒屋こだま」、知る人ぞ知る地酒伝道のお店です。こう、いろいろなところへ行ったついでに、ちらっと地酒屋行って出会いを探すのが、優れた日本酒マニアへの道なンですよ、フフン(自画自賛)。
「飲み会中長時間常温放置するから、古酒とかお酒が痛まないのがいいなぁ」と考えながらうろちょろしてると、「極甘熟成酒」とのラベルが貼ってあるお酒が。なんかいきなり買う人を拒否するかのような攻撃的な説明です!
しかし、僕も横浜の極左党と呼ばれた男(自称)、たとえ古酒であろうとも、楽しめる自信があります。意を決してレジに向かうと、店長さんが「これめちゃめちゃ甘いですよ?」と声をかけてくれる。「大丈夫っす!ロックで飲みますから!」とドヤ顔の僕。「うーん、それもいいけど、これはソーダ割りがおすすめなんですよ」「ソーダ割り!!!!?」まさかの日本酒ソーダ割りです!!マジで!?
そのお酒こそが、今回ご紹介する「花巴 山廃純米 極甘熟成酒」なのです。
花巴は奈良県にある酒蔵・美吉野醸造株式会社にて製造されています。今回が初購入なので、まだ詳しくないのですが、個人的なイメージとしては「日本酒界の傾奇者」。とにかく奇妙キテレツなお酒の数々を繰り出してくるんですが、それが不思議と完成度が高くて、やみつきになるのだとか。しかもそのほぼすべてを蔵元杜氏の橋本晃明さん1人で仕込んでるそうで。まさに芸術的1人酒蔵。そりゃー、奇想天外なお酒が生まれるってもんです。
このお酒は22BY(平成22年に醸造開始したお酒という意味)なので、5年の古酒になります。加えて酵母無添加で山廃仕込みということで、かなり昔っぽい造り。 そして極甘でソーダ割り推奨、なんですかこの変態スペックの満漢全席は。さっそく調査しなければなりません。
しかし、この短冊ラベルのわかりやすさ、いいですねー。スペック的な酒米や酵母の表示より、僕はこっちのほうが好みです。味が想像できるラベルもっと増えて~。
パキン、トクトクトクトク・・・・もわわわ~ん
!!!!
醤油の匂い!
きました、 醤油アロマです!w これは開春「寛文の雫」を思い出しますね!酵母無添加が共通してるから、そのあたりが関係してるのかなぁ。醤油と聞くと、ぐえ?って感じがしますが、古酒に限ってはありうる香りなので大丈夫。
そして、味は・・・・甘い、甘いけどそれを超えて舌を刺激するのが薬味感!なんというか・・・八ツ橋?あのニッキの感じが近い。そして誤解を恐れずに例えるならソルマック味。そう、皆さん大変にお世話になってるであろうアレです。 もう薬用酒に近づいてます。こりゃあ強烈だぁ!
確かに面白いし、おいしいけど、ぐびぐび飲むのはためらわれる。何より人に勧めにくい印象。そこで推奨されたソーダ割りをGO!してみます。とりあえず1:1ぐらいにすっかな。
しゅわわわ~ぱりりん
うめーーーーーーーーーーーーーーーーっっ!!!!
なにこれ、おいしい! あのソルマック(失礼)が、甘露酒のような穏やかで甘酸っぱいドリンクに大変身です。はー、こんな楽しい飲み方もあるんですね!もう、グビグビいけます。こりゃー夏の食前酒に最高っすね。もうビールに負けないぜッ。
いやー、日本酒の古酒が蒸留酒並に濃いことを見事に利用した飲み方です。そして思ったんですが、これハイボールですよね? まさか古酒が日本酒ハイボールになるとは思いもしませんでした。いやあ、お酒って奥が深いですねぇ。
いやあ、実に面白かったです。やっぱり奈良県のお酒は目が離せませんねぇ、とにかく
花巴「山廃純米 極甘熟成酒」、日本酒の新たな可能性を見たお酒でした。尖ったお酒を探してるあなた、ぜひともお買い求めください!
名称:花巴 山廃純米 極甘熟成酒(22BY)
精米歩合:70%
酒米:曙
アルコール度:17%~18%
日本酒度:不明
酸度:不明
蔵元情報:美吉野醸造株式会社
購入価格(税込):1458円/720ml
購入日:平成28年6月10日
購入店:地酒屋こだま(店頭)
購入アドバイス
奈良のお酒なうえに、生産量が少ないので、売ってるお店が限られるのが難点。需要が供給を大幅に上回っているお酒ではないので、お店さえ見つかれば購入は簡単。しかし季節限定酒には注意。今回のお酒は古酒なので、扱いも簡単でゆっくり飲めるのがいい。ぜひとも晩酌の選択肢にどうぞ。
オススメ酒販店
地酒屋こだま
今回の購入店。小さな店内に並ぶお酒は、東京ではめったに見ないような珍しいものばかり!そのほとんどを試飲できる。お酒を広めるのにとっても熱心な店長が切り盛りする小気味よい店。営業時間が変則的なので、行く前に公式ツイッターをチェックするのをおすすめ。
〈PR〉ケンザンプロダクツTシャツのご紹介~。
【お酒海】
死海に行って、このラッコと同じことをするのが僕の夢なんです(本気)
ちなみに桜を散りばめた日本酒のイラストが一番のお気に入り。
ツイッターアカウントに使ってるワンカップでは決してないです。
28年8月31日までは当ブログキャンペーンで公式通販の送料(500円)が無料となります。クーポンコードは「OSAKEMIRAI001」、ぜひご利用ください。 お支払いはカード、銀行送金、コンビニ払いが利用できます。
こちらからショップページにいけます~。
minneでも、購入いただけます~。
Creemaでももちろん買えますよッ。
コメント