こんにちはー、お酒&ゲーム系Tシャツ屋・ケンザンプロダクツの神奈川建一(@KanagawaKenichi)です。
今回は読書特集!寒い季節、自宅でぬくぬくと読書するのはオツなもんです。そこに熱燗があればなお最高!ここに僕が買って読んで、面白かった!知識が深まった!二日酔いが治った!等の感想を持った、オススメしたいお酒な書籍を5冊レビューします。
いやー、いいですよぉ、読書。 最近はKindle等の手軽な電子書籍もあるので、ぐっとハードルが下がった感じがします。お酒は飲むものであると同時に、語っても面白いものです。頭でっかちになるのはよくないですけど、適度な知識は、毎日の晩酌の楽しみを広げてくれるでしょう。ぜひ読んでみてください~。
1:勝谷誠彦 著「獺祭 天翔ける日の本の酒」
今や、日本酒ファンじゃなくても飲んだことがあるお酒となった獺祭の軌跡を描いたノンフィクション。とはいいってもそこまで堅苦しい内容でもないので、気楽に読めます。この本を読んで思うのは「なんとまあ、獺祭はどん底から這い上がったものか」という驚きと、「日本酒業界の古色蒼然としたシステムは、どれほど酷かったのか」ということ。獺祭の旭酒造は今の地酒ブームの主役の中でも抜ききんだ存在ですが、それがどんな逆境に育てられ生まれたかが軽妙な語り口と共に知ることができます。それにしても桜井社長の凄いこと。一匹狼の博才型武将ですねぇ。さすが長州の人だなぁって感じ入りました。
2:上原浩 著「純米酒を極める」
「伝統を舐めた作り方が、今の惨状を招いた」「日本酒の真の姿は純米酒」「生酒など製品以前の半製品」・・・歯に衣を着せない言動で日本酒界で活躍された上原先生の、消費者向け日本酒本。書かれたのは平成14年、まだまだ純米酒の良さは広まってはおらず、アル添が普通酒から大吟醸まで幅をきかせていた時代でした。そんな中で、生もとの良さ、純米酒は燗してこそ、熟成したひやおろしこそ完成形、などなど今の日本酒に通じる提言をしたこの本は凄いの一言。他にも、海外展開における低アルコール酒の重要性や、お酒の水割り推奨など、いまだ一般的でないアイデアの提案もあり、まだまだ先見性に満ちた良書です。
3:太田和彦 著「日本の居酒屋 その県民性」
「無口にながく飲む東北人、粋を気取る東京人、女も盛大に酒を飲む高知人、すぐ友達になるが翌日には忘れてる博多人・・・」 とまあ、こんな感じにズバッと明快に、県民性を居酒屋から語るのがこの本。居酒屋語らせたらこの人との呼び声高い作者が、47都道府県全てを語り尽くす。実に正直な内容で、富山県を「水よし、酒よし、魚よし、そして人がいいから居酒屋天国」と褒めれば、茨城県は「おいしい魚あれども、商売ができなくて駄目」とばっさり。それでも必ずお勧めの居酒屋を1件以上載せてくれるので安心である。グルメガイドとしても、話のネタ本としても、よく出来てる軽く読めるいい本です。
4:山内聖子 著「蔵を継ぐ」
「親の代の『負の遺産』を抱え、なぜ彼らは家業を継いだのか・・・」こんな帯が付くインタビュー本。宮泉銘醸(寫樂)、松崎酒造店(廣戸川)、高嶋酒造(白隠正宗)、湯川酒造店(十六代九郎右衛門)、せんきん(仙禽)の若手5蔵の蔵元対談が掲載されている。読んで思うのは、高度成長期を経てバブルに至ったあとの酒蔵は、どれだけのダメージを受けていたかということ。それを情熱を持って立て直し再出発した彼らを見ると、まさに時代は変わったなと感じます。そして、そんな彼らを導いたのが、飛露喜や十四代、開運といった先駆者であることもよくわかる。歴史ってのは必ず繋がってるものですね。
5:尾瀬あきら 著「夏子の酒」全12巻(文庫版)
いまさら僕が紹介するまでもない有名な日本酒漫画。が、不勉強なワタクシ、最近やっと読みました。既に栽培が絶えた幻の酒米を巡る酒蔵の娘・夏子の鮮烈な奮闘記。とにかく人と人のぶつかり合いがヘビーで、目が離せなくなること請け合い。それにしても美しい田園と酒蔵の描写!そして漫画の凄さというものを再確認できます。まるで自分が夏子になって、どれほど孤立を深めようとも自分を信じて理想に突き進んでいるような・・・、まるでヴァーチャルリアリティですね。お酒を醸すということがどういうことなのか、その意味を知ることができる作品です。読んだことなかったら、ぜひ!
いかがでしたか、読みたい本はありましたでしょうか?お酒は人類の長い歴史の中で培われた文化、探れば探るほど面白いことが出てくるはずです。今回は大半が日本酒関連ですが、醸造酒が好きなので、ビールやワインも知識と興味を増やしていきたいですねっ。
それでは皆さん、良い読書ライフを!お気に入りの本がありましたら、教えてくださいね~。
今回は読書特集!寒い季節、自宅でぬくぬくと読書するのはオツなもんです。そこに熱燗があればなお最高!ここに僕が買って読んで、面白かった!知識が深まった!二日酔いが治った!等の感想を持った、オススメしたいお酒な書籍を5冊レビューします。
いやー、いいですよぉ、読書。 最近はKindle等の手軽な電子書籍もあるので、ぐっとハードルが下がった感じがします。お酒は飲むものであると同時に、語っても面白いものです。頭でっかちになるのはよくないですけど、適度な知識は、毎日の晩酌の楽しみを広げてくれるでしょう。ぜひ読んでみてください~。
1:勝谷誠彦 著「獺祭 天翔ける日の本の酒」
今や、日本酒ファンじゃなくても飲んだことがあるお酒となった獺祭の軌跡を描いたノンフィクション。とはいいってもそこまで堅苦しい内容でもないので、気楽に読めます。この本を読んで思うのは「なんとまあ、獺祭はどん底から這い上がったものか」という驚きと、「日本酒業界の古色蒼然としたシステムは、どれほど酷かったのか」ということ。獺祭の旭酒造は今の地酒ブームの主役の中でも抜ききんだ存在ですが、それがどんな逆境に育てられ生まれたかが軽妙な語り口と共に知ることができます。それにしても桜井社長の凄いこと。一匹狼の博才型武将ですねぇ。さすが長州の人だなぁって感じ入りました。
2:上原浩 著「純米酒を極める」
「伝統を舐めた作り方が、今の惨状を招いた」「日本酒の真の姿は純米酒」「生酒など製品以前の半製品」・・・歯に衣を着せない言動で日本酒界で活躍された上原先生の、消費者向け日本酒本。書かれたのは平成14年、まだまだ純米酒の良さは広まってはおらず、アル添が普通酒から大吟醸まで幅をきかせていた時代でした。そんな中で、生もとの良さ、純米酒は燗してこそ、熟成したひやおろしこそ完成形、などなど今の日本酒に通じる提言をしたこの本は凄いの一言。他にも、海外展開における低アルコール酒の重要性や、お酒の水割り推奨など、いまだ一般的でないアイデアの提案もあり、まだまだ先見性に満ちた良書です。
3:太田和彦 著「日本の居酒屋 その県民性」
「無口にながく飲む東北人、粋を気取る東京人、女も盛大に酒を飲む高知人、すぐ友達になるが翌日には忘れてる博多人・・・」 とまあ、こんな感じにズバッと明快に、県民性を居酒屋から語るのがこの本。居酒屋語らせたらこの人との呼び声高い作者が、47都道府県全てを語り尽くす。実に正直な内容で、富山県を「水よし、酒よし、魚よし、そして人がいいから居酒屋天国」と褒めれば、茨城県は「おいしい魚あれども、商売ができなくて駄目」とばっさり。それでも必ずお勧めの居酒屋を1件以上載せてくれるので安心である。グルメガイドとしても、話のネタ本としても、よく出来てる軽く読めるいい本です。
4:山内聖子 著「蔵を継ぐ」
「親の代の『負の遺産』を抱え、なぜ彼らは家業を継いだのか・・・」こんな帯が付くインタビュー本。宮泉銘醸(寫樂)、松崎酒造店(廣戸川)、高嶋酒造(白隠正宗)、湯川酒造店(十六代九郎右衛門)、せんきん(仙禽)の若手5蔵の蔵元対談が掲載されている。読んで思うのは、高度成長期を経てバブルに至ったあとの酒蔵は、どれだけのダメージを受けていたかということ。それを情熱を持って立て直し再出発した彼らを見ると、まさに時代は変わったなと感じます。そして、そんな彼らを導いたのが、飛露喜や十四代、開運といった先駆者であることもよくわかる。歴史ってのは必ず繋がってるものですね。
5:尾瀬あきら 著「夏子の酒」全12巻(文庫版)
いまさら僕が紹介するまでもない有名な日本酒漫画。が、不勉強なワタクシ、最近やっと読みました。既に栽培が絶えた幻の酒米を巡る酒蔵の娘・夏子の鮮烈な奮闘記。とにかく人と人のぶつかり合いがヘビーで、目が離せなくなること請け合い。それにしても美しい田園と酒蔵の描写!そして漫画の凄さというものを再確認できます。まるで自分が夏子になって、どれほど孤立を深めようとも自分を信じて理想に突き進んでいるような・・・、まるでヴァーチャルリアリティですね。お酒を醸すということがどういうことなのか、その意味を知ることができる作品です。読んだことなかったら、ぜひ!
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