こんにちはー、お酒&ゲーム系Tシャツ屋・ケンザンプロダクツの神奈川建一(@KanagawaKenichi)です。
発泡性日本酒!昨今の日本酒の多様性を代表するジャンルですよね~。 シュワっとした炭酸の爽快感は、お酒をぐっと飲みやすくしてくれますので、普段日本酒を飲まない人にもお勧めの日本酒スタイルです。代表的なのは水芭蕉のPURE、一ノ蔵のすず音、獺祭スパークリング、そしてこのブログで紹介している、松竹梅・澪、新政の亜麻猫スパークリングでしょうか。どれもシャンパンをイメージさせる、涼やかで美味なお酒です。
ところで、世の中にはお米のシャンパンならぬ、お米のジュースと表現される日本酒があります。 それが今回ご紹介するお酒、「王祿(おうろく) 純米にごり 出雲麹屋」です。
このお酒に出会ったのは、恵比寿のGEM by moto 。店長の「お米のジュースみたいでしょ」と言われて、さもありなん!と感心しました。ジャンパンでもドブロクでもなく、ジュースですよ?皆さん、興味津々ではないでしょうか?フフフ。
この王禄純米にごり出雲麹屋と似た印象のお酒は、今まで僕が飲んだことがあるお酒の中では、唯一新政の天蛙(あまがえる)という同じく発泡性のお酒だけですね。日本酒の中でも、相当先鋭的で、心躍るお酒なのは間違いないですよ!早速飲んで、レポートしたいと思います。
ちなみに、このお酒を造ってる王祿酒造は、ザ・職人!とも言うべき凄いこだわりを持って、商品を送り出してる蔵元。なんと、販売店に専用の-5度の冷蔵庫を用意してもらい、他の蔵の日本酒とは別管理にして販売してるのである!
どへー、専用冷蔵庫!確か酒屋さんの日本酒用冷蔵庫は0度ぐらいですから、-5度ってのは、相当低いですね。実際用意できるような酒屋さんは限られてるので、販売店は全国で26件しかないのです。
もうね、山の奥で黙々と壺を造ってる寡黙な陶芸家のイメージですよ(笑)。同じお酒でも詰め方により「本生、生詰め、直汲み、中取り」などに分かれているので、バリエーションは膨大です。
ただ、地酒蔵にしては珍しく公式サイトの情報公開が完璧で、全商品と全販売店が閲覧できます。ぜひ、訪れてみてください。
王祿酒造有限会社オフィシャルサイト
※サイトが表示されるまで時間がかかるので、特にスマホの方はちょっと我慢してください。
見てください、このどっぷり溜まった澱!そそりますなぁ、うへへへへ。
王祿は、全ての商品に販売店のラベルが付きます。これは転売されないようにするための対策だとか。非正規のルートで売られると、とても品質に責任が持てないという、蔵元の想いです。
おお、開栓についての注意が書いてあります。うひゃあ、気合が入るなぁ。どんだけ爆発するのかなぁ。
さあ、開栓です!このお酒、瓶内で発酵が止まってないので、常に炭酸ガスが発生してる状態なのです。そんなのを不用意に開けると・・・大爆発です。人によっては、お酒の半分以上を吹きこぼしてしまったということもあるそうで、そんなことになったら、僕なら立ち直れましぇん。
なので、しっかり冷蔵庫で数日冷やしてから、シンクに置いてから開けてみます。
パキン、グイグイグイ・・・・(栓を徐々に開ける音)
ジュワジュワジュワジュワワワワワワ・・・・・・・!!!!!
うぎゃー、炭酸が一気に注ぎ口に殺到する!!こえー、こえーよ(泣)。
ふう、ふう、一回栓を締めて、もう一度チャレンジです。これを繰り返して、炭酸を少しづつ抜くのです。
最終的に、少しこぼして無事開栓できました。ちなみに、翌日冷蔵庫の中で、栓が吹き飛びました(笑)。数日間はビニールなどでカバーしておいたほうがいいかもしれませんね。「ボンッ!」って冷蔵庫内で、聞いたことがないような音がするんですよ。
さあ、香りを拝見!王祿は、甘さを抑えた、苦味による独特の爽快感ある味が特徴ですが、この純米にごり出雲麹屋も、香りからして、爽やかでフレッシュな苦味が感じられます。新政もそうですけど、どの商品飲んでも、芯の部分がぶれない蔵は、やっぱりキャラが立っていてファンが付くよなぁって思いますね。ある意味カルト的な人気を博すには、必須の条件だと思います。
ズズズッ、といただく。ウヒョーー!お米のジュースだ!!例えますとね、普通のにごり酒がカルピスだとすると、純米にごり出雲麹屋はマックシェイクです。そのぐらいの差がある感じ。これ初めて飲むと、もビックリしちゃうと思いますよ!
また新政の天蛙との比較になりますが、あっちはかなりフルーツテイストがのっているので、かなり甘めですが、王祿は甘さはぐっと控えめで、苦さによるスッキリ感が楽しめます。このあたりは皆さんの好み次第ですね。あと大きな違いは、新政はアルコール度9%ですが、王祿は16.5%ということ。炭酸が入ってるお酒は、アルコールが回るのが大幅に早いので、純米にごり出雲麹屋、とっても危険なお酒です(笑)。飲む時は、必ず食事と一緒に飲みましょう。
ちなみに、想像通り脂っこいものに好相性で、鶏の唐揚げは最高でした!メンチカツやコロッケもいいだろうなぁ。じゅるり。ステーキはどうかな、かなり興味あります。
さて、僕は懲りずにこのお酒も一升瓶で買ってしまったのですが、発泡性の日本酒で困るのが「炭酸抜け」。この純米にごり出雲麹屋も、段々と発泡感がなくなっていったのですが、そこはさすが王祿、抜けても十分美味しかったです。酸の感じかなぁ、キリッとした鋭利なスッキリ感は変わらず楽しめたので、全然美味しいです。これだけ飲めば、気の抜けた発泡日本酒だと気づかないんじゃないかな。また、熱燗も最高!酸味がスーッと伸びやかになるので、実に美味しい。寒くなってきましたから、これから買う人はお勧めの飲み方です!
ふー、さすが王祿、今回もめっちゃ楽しませていただきました。僕は王祿の巷での評判を聞いてから飲んでみた、いわばミーハーな興味から王祿好きになった者ですが、やっぱり評判になるだけのことはあります。どの商品も徹頭徹尾研ぎ澄まされていると感じます。
「王祿 純米にごり出雲麹屋」、間違いなく飲んで楽しい、エンターティメント系日本酒です。ぜひ特約店で入手して、ご自宅で楽しんでみてください!
名称:王祿 純米にごり 出雲麹屋(仕込第15号)
精米歩合:60%
酒米:不明
アルコール度:16.5%
日本酒度:不明
酸度:不明
蔵元情報:王祿酒造有限会社
購入価格(税込):3726円/1800ml
購入日:平成28年9月27日
購入店:横浜君嶋屋本店(店頭)
購入アドバイス
特約店がきっちり公開されているので、ぜひともお店に行って買ってみましょう。どの商品も限定品のため、この純米にごり出雲麹屋があるとは限りませんが、どのお店も王祿のスペシャリストなので、店員さんがいろいろ教えてくれるはずです。通販も対応してるところあり。
オススメ酒販店
横浜君嶋屋本店
今回の購入店。銀座、恵比寿にお店を展開する君嶋屋の本店。他の2店舗と違い、横浜のかな~り行きにくいところにあります。店内も狭い。が、ぎっちり詰まったお酒の山に、狂喜乱舞すること必死。日曜は休みなので、行く際はHPにて営業日をよく確認してください。
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【休肝日ブレイカー】
健康診断に行くたびに休肝日の説教を受けるわけですが、よっくわかるんですが、そろそろ無限にアルコールを濾過する人工肝臓とかできないんですかねぇ。いや、きっとできてるんですよ、でも僕たち飲み助をいじめるために、先生は教えてくれないんですよ。あははは、やだなぁ、先生、そんな意地悪しないでも!100万は出しますから、早く肝臓取り替えてくださいよ~。
28年11月30日23時(延長しましたっ)までは当ブログキャンペーンで公式通販の送料が500円引きとなります(Tシャツのみなら500円-500円で無料。パーカーを含む場合は760円-500円で260円になります)。クーポンコードは「KYUKANBI003」、ぜひぜひご利用ください~。 お支払いはカード、銀行送金、コンビニ払いが利用できます。
こちらからショップページにいけます~。
ケンザンプロダクツのイベント参加予定、新作発売予定などは、公式ブログをチェック。
発泡性日本酒!昨今の日本酒の多様性を代表するジャンルですよね~。 シュワっとした炭酸の爽快感は、お酒をぐっと飲みやすくしてくれますので、普段日本酒を飲まない人にもお勧めの日本酒スタイルです。代表的なのは水芭蕉のPURE、一ノ蔵のすず音、獺祭スパークリング、そしてこのブログで紹介している、松竹梅・澪、新政の亜麻猫スパークリングでしょうか。どれもシャンパンをイメージさせる、涼やかで美味なお酒です。
ところで、世の中にはお米のシャンパンならぬ、お米のジュースと表現される日本酒があります。 それが今回ご紹介するお酒、「王祿(おうろく) 純米にごり 出雲麹屋」です。
このお酒に出会ったのは、恵比寿のGEM by moto 。店長の「お米のジュースみたいでしょ」と言われて、さもありなん!と感心しました。ジャンパンでもドブロクでもなく、ジュースですよ?皆さん、興味津々ではないでしょうか?フフフ。
この王禄純米にごり出雲麹屋と似た印象のお酒は、今まで僕が飲んだことがあるお酒の中では、唯一新政の天蛙(あまがえる)という同じく発泡性のお酒だけですね。日本酒の中でも、相当先鋭的で、心躍るお酒なのは間違いないですよ!早速飲んで、レポートしたいと思います。
ちなみに、このお酒を造ってる王祿酒造は、ザ・職人!とも言うべき凄いこだわりを持って、商品を送り出してる蔵元。なんと、販売店に専用の-5度の冷蔵庫を用意してもらい、他の蔵の日本酒とは別管理にして販売してるのである!
どへー、専用冷蔵庫!確か酒屋さんの日本酒用冷蔵庫は0度ぐらいですから、-5度ってのは、相当低いですね。実際用意できるような酒屋さんは限られてるので、販売店は全国で26件しかないのです。
もうね、山の奥で黙々と壺を造ってる寡黙な陶芸家のイメージですよ(笑)。同じお酒でも詰め方により「本生、生詰め、直汲み、中取り」などに分かれているので、バリエーションは膨大です。
ただ、地酒蔵にしては珍しく公式サイトの情報公開が完璧で、全商品と全販売店が閲覧できます。ぜひ、訪れてみてください。
王祿酒造有限会社オフィシャルサイト
※サイトが表示されるまで時間がかかるので、特にスマホの方はちょっと我慢してください。
見てください、このどっぷり溜まった澱!そそりますなぁ、うへへへへ。
王祿は、全ての商品に販売店のラベルが付きます。これは転売されないようにするための対策だとか。非正規のルートで売られると、とても品質に責任が持てないという、蔵元の想いです。
おお、開栓についての注意が書いてあります。うひゃあ、気合が入るなぁ。どんだけ爆発するのかなぁ。
さあ、開栓です!このお酒、瓶内で発酵が止まってないので、常に炭酸ガスが発生してる状態なのです。そんなのを不用意に開けると・・・大爆発です。人によっては、お酒の半分以上を吹きこぼしてしまったということもあるそうで、そんなことになったら、僕なら立ち直れましぇん。
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パキン、グイグイグイ・・・・(栓を徐々に開ける音)
ジュワジュワジュワジュワワワワワワ・・・・・・・!!!!!
うぎゃー、炭酸が一気に注ぎ口に殺到する!!こえー、こえーよ(泣)。
ふう、ふう、一回栓を締めて、もう一度チャレンジです。これを繰り返して、炭酸を少しづつ抜くのです。
最終的に、少しこぼして無事開栓できました。ちなみに、翌日冷蔵庫の中で、栓が吹き飛びました(笑)。数日間はビニールなどでカバーしておいたほうがいいかもしれませんね。「ボンッ!」って冷蔵庫内で、聞いたことがないような音がするんですよ。
さあ、香りを拝見!王祿は、甘さを抑えた、苦味による独特の爽快感ある味が特徴ですが、この純米にごり出雲麹屋も、香りからして、爽やかでフレッシュな苦味が感じられます。新政もそうですけど、どの商品飲んでも、芯の部分がぶれない蔵は、やっぱりキャラが立っていてファンが付くよなぁって思いますね。ある意味カルト的な人気を博すには、必須の条件だと思います。
ズズズッ、といただく。ウヒョーー!お米のジュースだ!!例えますとね、普通のにごり酒がカルピスだとすると、純米にごり出雲麹屋はマックシェイクです。そのぐらいの差がある感じ。これ初めて飲むと、もビックリしちゃうと思いますよ!
また新政の天蛙との比較になりますが、あっちはかなりフルーツテイストがのっているので、かなり甘めですが、王祿は甘さはぐっと控えめで、苦さによるスッキリ感が楽しめます。このあたりは皆さんの好み次第ですね。あと大きな違いは、新政はアルコール度9%ですが、王祿は16.5%ということ。炭酸が入ってるお酒は、アルコールが回るのが大幅に早いので、純米にごり出雲麹屋、とっても危険なお酒です(笑)。飲む時は、必ず食事と一緒に飲みましょう。
ちなみに、想像通り脂っこいものに好相性で、鶏の唐揚げは最高でした!メンチカツやコロッケもいいだろうなぁ。じゅるり。ステーキはどうかな、かなり興味あります。
さて、僕は懲りずにこのお酒も一升瓶で買ってしまったのですが、発泡性の日本酒で困るのが「炭酸抜け」。この純米にごり出雲麹屋も、段々と発泡感がなくなっていったのですが、そこはさすが王祿、抜けても十分美味しかったです。酸の感じかなぁ、キリッとした鋭利なスッキリ感は変わらず楽しめたので、全然美味しいです。これだけ飲めば、気の抜けた発泡日本酒だと気づかないんじゃないかな。また、熱燗も最高!酸味がスーッと伸びやかになるので、実に美味しい。寒くなってきましたから、これから買う人はお勧めの飲み方です!
ふー、さすが王祿、今回もめっちゃ楽しませていただきました。僕は王祿の巷での評判を聞いてから飲んでみた、いわばミーハーな興味から王祿好きになった者ですが、やっぱり評判になるだけのことはあります。どの商品も徹頭徹尾研ぎ澄まされていると感じます。
「王祿 純米にごり出雲麹屋」、間違いなく飲んで楽しい、エンターティメント系日本酒です。ぜひ特約店で入手して、ご自宅で楽しんでみてください!
名称:王祿 純米にごり 出雲麹屋(仕込第15号)
精米歩合:60%
酒米:不明
アルコール度:16.5%
日本酒度:不明
酸度:不明
蔵元情報:王祿酒造有限会社
購入価格(税込):3726円/1800ml
購入日:平成28年9月27日
購入店:横浜君嶋屋本店(店頭)
購入アドバイス
特約店がきっちり公開されているので、ぜひともお店に行って買ってみましょう。どの商品も限定品のため、この純米にごり出雲麹屋があるとは限りませんが、どのお店も王祿のスペシャリストなので、店員さんがいろいろ教えてくれるはずです。通販も対応してるところあり。
オススメ酒販店
横浜君嶋屋本店
今回の購入店。銀座、恵比寿にお店を展開する君嶋屋の本店。他の2店舗と違い、横浜のかな~り行きにくいところにあります。店内も狭い。が、ぎっちり詰まったお酒の山に、狂喜乱舞すること必死。日曜は休みなので、行く際はHPにて営業日をよく確認してください。
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【休肝日ブレイカー】
健康診断に行くたびに休肝日の説教を受けるわけですが、よっくわかるんですが、そろそろ無限にアルコールを濾過する人工肝臓とかできないんですかねぇ。いや、きっとできてるんですよ、でも僕たち飲み助をいじめるために、先生は教えてくれないんですよ。あははは、やだなぁ、先生、そんな意地悪しないでも!100万は出しますから、早く肝臓取り替えてくださいよ~。
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