こんにちはー、お酒＆ゲーム系Tシャツ屋・ケンザンプロダクツの神奈川建一（@KanagawaKenichi）です。
今回もご紹介するのは秋田の新政（あらまさ）！しかも基幹商品Ｎｏ．６の特別バージョン「Ｎｏ．６ S-type Essence」です！
お前どんだけ新政好きなんだよとツッコまれそうですが、細けぇことはいいンだよ！大好きなんだからッ！趣味全開でイキますよぉ。このＮｏ．６ S-type Essenceも実に新政らしい商品だったので、懲りずにその魅力を、くどくど語らせていただきます！
まず、このＮｏ．６ S-type Essenceが、通常のＮｏ．６とどう違うかですが、お酒を造る時の工程が違うのです。それは「中取り」であり、「無加圧取り」（袋吊りや亀口取りとも言う）であるということです。
用語の意味はググっていただくかリンク先を見ていただくとして、超要約すると、「お酒のすっごいイイ部分を使って、すっごい丁寧に搾った商品」ということ。こういう形の差別化は、小回りの利く地酒蔵の得意とするところで、各蔵工夫をこらしたお酒が出てますよね。
実は僕、この手のバリエーション展開が好きではありません。特に飲み比べをしないとその差がわからないレベルのお酒が典型ですが、その程度ならお酒を選ぶ時のわかりにくさを助長するだけの、邪魔な要素だと思ってます。あれです、車を買う時、１つの車種でやたらバリエーションがあって、「１つにまとめろォ！！」と叫びたくなる感じです。
なので、新政が去年からラピスや亜麻猫で中取り商品を出し始めた時は、「えー」という印象を持ちました。しかしですね、さすが新政、伊達に蔵が風俗街の真ん中にあるわけじゃありません（本当）。以前飲んだ「亜麻猫 中取り」は、飲み比べしなくとも、明らかにレギュラーの亜麻猫とは違う上質な味で、まるで違う商品！と言えるだけのポテンシャルを持っていました。
というわけで、僕は飲む前からこのＮｏ．６ S-type Essenceに、巨大な期待を抱かざるを得ません！果たして亜麻猫中取り同様、高いお金を出して飲むべきものなのか？さっそく試飲してみましょう！！
Ｎｏ．６のEssenceシリーズは、瓶自体は通常のものと同じですが、こんなピカピカした包にくるまれてます。いやー、さすが新政、ビジュアルデザインが上手い！バージョン違いのお酒というと、短冊型のラベルを貼るってのが定番ですが、考え方が違いますね。もちろんお店の棚に並んだ時の目立ちっぷりも最高です。
ボトルも変わらず美しい！X-typeのホログラムもいいですが、このゴールデンなゴージャス感もたまりません。６という数字がとても意味がある新政だからこそできるデザインですね（新政は協会６号という、新政発祥の酵母しか使わないという縛りがあるのです）。
引っ掛け札には熟成についてのコメントがあります。こういうのは家呑みの楽しさなので、どんどん記載して欲しいですね。もっと自宅熟成流行って！
さあ、開栓の時！もちろんワイングラスとしてリーデル大吟醸を用意します。温度は冷酒（１２℃）でいきます。
トットットットットッ・・・・ピチョン、キュッ
グラスをカッコつけて回してみます。香りは繊細な青りんごフレーバー。これを嗅ぐと新政の味に期待が高ぶっちゃうんですよねぇ。
ゴクゴク、ゴクリ・・・・。うふふ（目がトロ～ン）とろけるようにスムージーでまろやかですよぉ！！お酒というのは、日本酒でもビールでもワインでもウィスキーでも、何らかの刺激がそのお酒の個性になると思ってます。しかし、このＮｏ．６ S-type Essenceは、そんな刺激を放棄して、いわゆる旨みだけを残したお酒のようです！例えるなら、豚汁ではなくお吸い物、出汁のみの研ぎ澄まされたシンプルな飲み物です。まさにEssence（本質）ですな！
新政をよく知ってる人向けに説明すると、新政を特徴づけるあの酸味がほとんどありません。この辺り、上のグレードであるX-typeとは随分違いますねぇ。温度を少し上げると、マロン味の様な甘さが全面に出てきて、ぐーっと甘口に。やはり通常版のS-typeとは明らかに違います。このマニアックだけど分かりやすいというのは、新政の美点の１つですね。キリッと個性際立つまで、市場に商品出さないんだろうなぁと想像しちゃいます。
いやー、もうここまでくると、お嬢様系日本酒ではなく、王女様系日本酒ですよ。全身全霊で味わう価値のあるお酒、それが「新政 Ｎｏ．６ S-type Essence」でしょう！必飲ですッ。
ただし！華は、若さは儚いものです。このＮｏ．６ S-type Essenceは特に顕著で、持って２日、場合によっては１日で味が変化します。酸味が大きくなり、甘さはダレて繊細さがなくなります。王女様の在位期間は短いのです。ぜひその日のうちに飲んでくださいね。
名称：新政 Ｎｏ．６ S-type Essence（生原酒）
精米歩合：麹米４０％掛米５０％
酒米：不明
アルコール度：１５％
日本酒度：不明
酸度：不明
蔵元情報：新政酒造株式会社
購入価格（税込）：１９５０円/７２０ｍｌ
購入日：平成２８年１０月１９日
購入店：はせがわ酒店表参道ヒルズ店（店頭）
購入アドバイス
特別バージョンのため、僕のような新政ファンが血で血を洗う争奪戦を繰り広げてる。その為狙って買うのはなかなか難しい。特約店に通いつめ店員さんと仲良くなって、入荷日を教えてもらう等、あなたの交渉術がものを言うだろう。グッドラック！
オススメ酒販店
はせがわ酒店表参道ヒルズ店
あの表参道ヒルズにある酒屋さん。店内はこじんまりとしてるが、バーも完備し揃えもさすがはせがわ酒店といった感じ。場所柄４号瓶メインなので、ふらっと寄って買うのがお勧め。実はヒルズの裏には新潟の物産店もあるので、そっちもハシゴしてみると面白いだろう。
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【Life Has No CTRL+Z】
このタイトル（和訳すると「人生に取り消しはない」）は英語のスラングというかフレーズなんですが、年取ってくると実に深いよなぁと考えるようになりました。いや、ほんと、作った時はノリだけで作ったんですけどね（笑）。このTシャツが、ウチのブランドで最高齢のお客さんが買ってくれたものなんですよ。多分７０歳ぐらいじゃないかと。しかも白人さんだったんです。今考えてもなんで買ってくれたのか（笑）。
２８年１１月３０日２３時（延長しましたっ）までは当ブログキャンペーンで公式通販の送料が５００円引きとなります（Tシャツのみなら５００円－５００円で無料。パーカーを含む場合は７６０円－５００円で２６０円になります）。クーポンコードは「KYUKANBI003」、ぜひぜひご利用ください～。 お支払いはカード、銀行送金、コンビニ払いが利用できます。
こちらからショップページにいけます～。
ケンザンプロダクツのイベント参加予定、新作発売予定などは、公式ブログをチェック。
今回もご紹介するのは秋田の新政（あらまさ）！しかも基幹商品Ｎｏ．６の特別バージョン「Ｎｏ．６ S-type Essence」です！
お前どんだけ新政好きなんだよとツッコまれそうですが、細けぇことはいいンだよ！大好きなんだからッ！趣味全開でイキますよぉ。このＮｏ．６ S-type Essenceも実に新政らしい商品だったので、懲りずにその魅力を、くどくど語らせていただきます！
まず、このＮｏ．６ S-type Essenceが、通常のＮｏ．６とどう違うかですが、お酒を造る時の工程が違うのです。それは「中取り」であり、「無加圧取り」（袋吊りや亀口取りとも言う）であるということです。
用語の意味はググっていただくかリンク先を見ていただくとして、超要約すると、「お酒のすっごいイイ部分を使って、すっごい丁寧に搾った商品」ということ。こういう形の差別化は、小回りの利く地酒蔵の得意とするところで、各蔵工夫をこらしたお酒が出てますよね。
実は僕、この手のバリエーション展開が好きではありません。特に飲み比べをしないとその差がわからないレベルのお酒が典型ですが、その程度ならお酒を選ぶ時のわかりにくさを助長するだけの、邪魔な要素だと思ってます。あれです、車を買う時、１つの車種でやたらバリエーションがあって、「１つにまとめろォ！！」と叫びたくなる感じです。
なので、新政が去年からラピスや亜麻猫で中取り商品を出し始めた時は、「えー」という印象を持ちました。しかしですね、さすが新政、伊達に蔵が風俗街の真ん中にあるわけじゃありません（本当）。以前飲んだ「亜麻猫 中取り」は、飲み比べしなくとも、明らかにレギュラーの亜麻猫とは違う上質な味で、まるで違う商品！と言えるだけのポテンシャルを持っていました。
というわけで、僕は飲む前からこのＮｏ．６ S-type Essenceに、巨大な期待を抱かざるを得ません！果たして亜麻猫中取り同様、高いお金を出して飲むべきものなのか？さっそく試飲してみましょう！！
Ｎｏ．６のEssenceシリーズは、瓶自体は通常のものと同じですが、こんなピカピカした包にくるまれてます。いやー、さすが新政、ビジュアルデザインが上手い！バージョン違いのお酒というと、短冊型のラベルを貼るってのが定番ですが、考え方が違いますね。もちろんお店の棚に並んだ時の目立ちっぷりも最高です。
ボトルも変わらず美しい！X-typeのホログラムもいいですが、このゴールデンなゴージャス感もたまりません。６という数字がとても意味がある新政だからこそできるデザインですね（新政は協会６号という、新政発祥の酵母しか使わないという縛りがあるのです）。
引っ掛け札には熟成についてのコメントがあります。こういうのは家呑みの楽しさなので、どんどん記載して欲しいですね。もっと自宅熟成流行って！
さあ、開栓の時！もちろんワイングラスとしてリーデル大吟醸を用意します。温度は冷酒（１２℃）でいきます。
トットットットットッ・・・・ピチョン、キュッ
グラスをカッコつけて回してみます。香りは繊細な青りんごフレーバー。これを嗅ぐと新政の味に期待が高ぶっちゃうんですよねぇ。
ゴクゴク、ゴクリ・・・・。うふふ（目がトロ～ン）とろけるようにスムージーでまろやかですよぉ！！お酒というのは、日本酒でもビールでもワインでもウィスキーでも、何らかの刺激がそのお酒の個性になると思ってます。しかし、このＮｏ．６ S-type Essenceは、そんな刺激を放棄して、いわゆる旨みだけを残したお酒のようです！例えるなら、豚汁ではなくお吸い物、出汁のみの研ぎ澄まされたシンプルな飲み物です。まさにEssence（本質）ですな！
新政をよく知ってる人向けに説明すると、新政を特徴づけるあの酸味がほとんどありません。この辺り、上のグレードであるX-typeとは随分違いますねぇ。温度を少し上げると、マロン味の様な甘さが全面に出てきて、ぐーっと甘口に。やはり通常版のS-typeとは明らかに違います。このマニアックだけど分かりやすいというのは、新政の美点の１つですね。キリッと個性際立つまで、市場に商品出さないんだろうなぁと想像しちゃいます。
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ただし！華は、若さは儚いものです。このＮｏ．６ S-type Essenceは特に顕著で、持って２日、場合によっては１日で味が変化します。酸味が大きくなり、甘さはダレて繊細さがなくなります。王女様の在位期間は短いのです。ぜひその日のうちに飲んでくださいね。
名称：新政 Ｎｏ．６ S-type Essence（生原酒）
精米歩合：麹米４０％掛米５０％
酒米：不明
アルコール度：１５％
日本酒度：不明
酸度：不明
蔵元情報：新政酒造株式会社
購入価格（税込）：１９５０円/７２０ｍｌ
購入日：平成２８年１０月１９日
購入店：はせがわ酒店表参道ヒルズ店（店頭）
購入アドバイス
特別バージョンのため、僕のような新政ファンが血で血を洗う争奪戦を繰り広げてる。その為狙って買うのはなかなか難しい。特約店に通いつめ店員さんと仲良くなって、入荷日を教えてもらう等、あなたの交渉術がものを言うだろう。グッドラック！
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はせがわ酒店表参道ヒルズ店
あの表参道ヒルズにある酒屋さん。店内はこじんまりとしてるが、バーも完備し揃えもさすがはせがわ酒店といった感じ。場所柄４号瓶メインなので、ふらっと寄って買うのがお勧め。実はヒルズの裏には新潟の物産店もあるので、そっちもハシゴしてみると面白いだろう。
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このタイトル（和訳すると「人生に取り消しはない」）は英語のスラングというかフレーズなんですが、年取ってくると実に深いよなぁと考えるようになりました。いや、ほんと、作った時はノリだけで作ったんですけどね（笑）。このTシャツが、ウチのブランドで最高齢のお客さんが買ってくれたものなんですよ。多分７０歳ぐらいじゃないかと。しかも白人さんだったんです。今考えてもなんで買ってくれたのか（笑）。
２８年１１月３０日２３時（延長しましたっ）までは当ブログキャンペーンで公式通販の送料が５００円引きとなります（Tシャツのみなら５００円－５００円で無料。パーカーを含む場合は７６０円－５００円で２６０円になります）。クーポンコードは「KYUKANBI003」、ぜひぜひご利用ください～。 お支払いはカード、銀行送金、コンビニ払いが利用できます。
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