こんにちはー、お酒&ゲーム系Tシャツ屋・ケンザンプロダクツの神奈川建一(@KanagawaKenichi)です。

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もーいくつ寝ると~、お正月~~♪ 

はい、年末ですねっ。皆さま新年の準備はできてるかな?僕はもちろん出来てません!(ドヤァ) 大体なんで年末と年始なんてあるんですか。そんなのあってもなくても地球は回るんですよ。それは人類の勝手なエゴだ!そう、年賀状とか大掃除なんて、する必要はないんだッ。やったー!


教訓:現実逃避はほどほどに


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はい、気を取り直して本日の日本酒のご紹介。栃木は仙禽(せんきん)の定番季節商品「雪だるま」をレビュー!僕、このお酒が毎年楽しみでしかたがないのだ。なにせ、このブログ最初の日本酒記事が、この「雪だるま」ですからね。

仙禽「雪だるま」カルピス酒、ここに極まり


最近は毎年楽しみなお酒というのが増えてきまして、そういう日本酒がある人生って幸せだなぁって感じるようになった。食品産業の高度な近代化・グローバル化のお陰で、飲食に季節感を感じることは少なくなっている。冬至を過ぎてもメキシコ産のかぼちゃが売ってる時代だ。そんな中だからこそ、伝統産業である日本酒の季節感に、僕を含めた日本人が憧れに似たものを感じ取ってるんじゃないかなと思う。

そう言っても、大手に代表される四季醸造(年中日本酒を造り続ける体制のこと)の有り難みも、大変感じてるんだけどもね(笑)。人間は欲深いもんです。


今回は当ブログ初の同一日本酒2回目レビューということで、昨年(27BY)のものと、ラベル比較をしてみたいと思う!写真が酷いけど、我慢してくれッ。

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上が去年の27BY、下が今年の28BYである。こういうスペック比較という限りなく無駄だけど楽しい事している時が、マニアでよかったと実感する瞬間である。おっと、書いてて笑みがこぼれてくるぜっ。

大きな違いは、去年の「仙禽 雪だるま」は、使ってるお米が「ひとごこち」100%だったのだが(「ひとごころ」は誤植だと思われる)、今年のものは麹米に「山田錦」、掛米に「ひとごこち」に変更になっていること。この変更の意味は想像するしかないけど、通常麹米には、扱いやすいう山田錦が一番適していると言われる。よりシビアな造りを追求するため、変更したのかなぁなんて、いろいろ想像してしまうねぇ。

あと、アルコール度が12度から13度に。まあ、このぐらいだと体感あまり関係ないけど、相変わらず低アルコールは仙禽の十八番だ。今回もその低さを感じさせない、芳醇な味に期待が高まるぜ!


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可愛いラベルに、雪のように漂う日本酒の澱(おり)。超いいルックスでしょ~!居酒屋でも自宅パーティでも、「仙禽 雪だるま」が出てくるだけで、場が盛り上がるのは必死。ぜひ皆で飲み回して、楽しんで欲しい一品である。


さてさて、飲ませていただきますよぉ。もちろん冷蔵庫でガンガン冷やしたものを即開栓。栓はガス抜きのために穴が開いてるタイプ。個人的にはこの栓は、お酒の発泡感を削いじゃうから好きじゃない。まー、昔穴なし栓で事故があったことがるので、業界の自粛はしょうが無いんだけどね。ちぇっ。



開栓はあっさり終了。特に泡立ちもなし。もう一度栓をして、瓶を上下に振って撹拌する。


ドヴォン、ドプン、ドヴォン、ドプン・・・・・

トットットットッ・・・・

 

濁りは見事な雪濁り!大ぶりな澱が日本酒の中を漂ってる見た目は、まさに雪景色!いやー、見て楽しいお酒というのは、これだねッ。正月用に金箔入りの日本酒が出るのも、頷けるわ。 香りは酸味際立つサワー風。う~ん、発泡感あるせいか、より香るぜっ。


いただきまーす。ズズズズ・・・ゴクリ。ビューーーーーティホーーーーーーーーー!!! すっばらしい爽快感、正に食前酒向き、いや仙禽風に言うならアペタイザーか!!

とにかく色んな要素が揃ってるが、それが全部相互にまとまっているのがいい!鋭い酸味、それを加速する微発泡、でもじんわりくる甘さ(まるで出汁のようだ)、これらが冷たい水とアルコールに見事に溶け合ってる。うーん、表現するならクリームソーダ。しかもそのメロンソーダは、甘味料などではなく本物のメロンを使った感じと 例えておこうか!

いやいやいや、もう口に含んだ時点で自然と口が笑ってしまいましたよ。 そのぐらい僕の好みのお酒。すっごい軽やかなお酒だけど、コクもあるんだぜ?ついつい口の中でお酒を回してしまうのだ。ああ、牛になった気分で反芻してしまう!!うぎゃー!


欠点は、この爽快感は割りと早めになくなってしまうこと。微発泡感が抜けてしまうのが原因だけど、ウチの雪だるまは、4日ほどで抜けてしまった。なので開栓したらすぐ飲もう。ただ、抜けた後も油ものに合わせる食中酒としては優秀で、アヒージョ、メンチカツ、軟骨からあげ、アジフライなどなどを食べながら飲むのが超お勧め。今回僕は試さなかったけど、熱燗にするのも楽しいぞ。


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ぷは~~~、やっぱりいいわ「仙禽 雪だるま」! 毎年すぐ売り切れるのもわかる。きっと僕みたいな仙禽ファン、雪だるまファンが日本全国、それどころか世界中にいるに違いないですなッ。

しかも、毎年たゆまぬ努力により、造りを変えて商品を更新しつづける企業努力!毎年毎年美味しくなっていくなんて、ファン冥利につきるじゃないか。間違いなく来年も買わせていただくぜ!

「仙禽 雪だるま」、冬の名物・濁り酒の中でも、出色の出来といえよう。ぜひ飲んでみてほしい!


名称:仙禽 雪だるま
精米歩合:麹米40% 掛米50%
酒米:ドメーヌさくら・山田錦(麹米)ドメーヌさくら・ひとごこち(掛米)
アルコール度:13%
日本酒度:不明
酸度:不明 
蔵元情報:株式会社 せんきん
購入価格(税込):3240円/1800ml
購入日:平成28年11月28日 
購入店:KISSYO 新吉田本店(店頭)


購入アドバイス
仙禽のラインナップ中でも、かなりの人気を誇るお酒。季節限定商品ということもあってか、争奪戦になりやすい。SNSなどで流れ出したりしたら、即近くの特約店に飛び込もう。4合瓶は特に取り合いなので、僕みたいに一升瓶しか選べないという悲劇を繰り返さないためにも、情報戦の準備をしよう。いや、一升瓶、イイデスヨ、ホントデスヨ?


オススメ酒販店

KISSYO 新吉田本店

今回の購入店。新政のやまユシリーズにハマったころからお世話になってる横浜市港北区のお店。駅から遠いけど、大きめの無料駐車場がありスーパー、パン屋まで周りに集中してるので、地域の人気店だ。ワインも強力で、地元民の重要なアルコール供給店となっている。仙禽の取扱いは、最近スタートした。






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