こんにちわー。お酒ミライの神奈川建一です。
皆さんは日本酒好きですか？
「八海山や獺祭とかは好きだよ！」おっ、いいですねー。どちらも僕の好きな銘柄です。
「十四代や田酒、黒龍飲んだことあるよ～」やりますね！どれも一般の酒屋には並ばない地酒の代表銘柄ですね。もちろん僕も大好きです。
ただ、お酒はなんでもそうですが、恐ろしく奥が深い。そしてその奥を覗くのはなかなか難しいものです。
しかし、安心してください。そんなディープ日本酒ワールドへの案内所が、今回ご紹介するお店「GEM by moto」。初心者には優しく日本酒の楽しみ方を、マニアにはさらなる日本酒の深淵を見せてくれる素晴らしいお店です。それでは行ってみましょう！
恵比寿の東口から少々歩いたところにお店はあります。この辺りはマンションやビルがメインで、その間にちょこちょこ小気味よいお店が並ぶエリア。繁華街というわけではないので、落ち着いた雰囲気はさすが恵比寿といったところ。こういうところでしっとり飲むのは気持ちよさそう～。
今日はG＋経由の友達と来たので事前予約済みなのです。お店は1階にあります。開放的なガラス張りの入り口。バーにありがちな入りにくさがなく、お店のコンセプトがよく出ていて大好きです。お邪魔します～。
店内はこんな感じ。カウンターのみのスタイルはお店の人と、コミュニケーションをとりながら飲み物を決めるには最良のスタイル（要相談で個室もあるそうです）。柔らかい光のおかげか、とてもリラックスできます。これは店長である千葉麻里絵さんのお店造りのなせるわざ。
このお店は、新宿の同じく日本酒バーである「もと」（生もとの”もと”の字）の店長だった麻里絵さんが、２７年７月にオープンした新しいお店。僕はその頃からファンだったので、こちらにも通うようになったのです。ま、まだ２回めなんですけどねっｗ
さて、お通し（写真忘れました・・・芽キャベツのおひたし）が来ましたので、さっそくメインの日本酒を頼みましょう！
友人は仙禽GEMオリジナル（７００円税込）と新政GEMオリジナル（７００円税込）。量は前のお店と同じなら１００ｍｌかな？ちょっとわからないです。
僕は而今がなかったので、超王祿（７００円税込）。フレッシュですっきり。食前酒としてとても美味しい～。
肴もいきましょう！
豆腐の味噌漬け（５５０円税込）。こってりしてますが、味は薄くお酒の邪魔をしない。さすがのさじ加減。
くんせい全部盛り（１５００円税込）。サバとオリーブがやばいんです！うめぇぇぇえっ！
酒豪な友人たちはあっさりお酒を飲みきってしまい、次の品定めモード。しかし１人がいまいち決められない模様。彼は相当の日本酒マニアなので、メニュー表のお酒は大半が飲んだことあるものなのだそうな。そう、ここに載っているお酒は一流だけど、定番なもの。確かに彼からしたら、目新しさはないのかも・・・。
そんなところに、さっきまで複数人の１人客を接客していた店長が挨拶に来てくれる。
お、丁度いい。
「店長、彼に珍しい日本酒お願いできませんか？」
「じゃ、その燻製に合わせてみましょう」
で、出てきたのがこちら。
満寿泉×アンリ・ジロー２００５年ビンテージ（値段不明）。
・・・・・なんですかこれわぁぁぁっ！ｗｗｗ
１０年を超える大古酒（日本酒もマイナーですけど熟成酒があるのです）ですが、希少なオーク樽を使って寝かした逸品。ワイングラスで飲ませてもらうと、古酒独特のカラメル味はあるのですがすごくサラッとしてる。す、すげぇ！
じゃ、僕もメニューにないイイ感じの熱燗を！
不老泉 山廃仕込 純米吟醸（値段不明）。徳利とお猪口可愛すぎ。お味はまろやか～でふわっと温まる。燗の具合がすばらしく、酔ってる気がしません。ちなみに、温める前に常温でちょっと飲ませてくれます。粋だ、粋だぞぉぉぉ！
ふと周りを見ると、他のお客さんの前にはいろんな種類の瓶が置いてあるのですが、だれもメニューみていません。そうか、この店、メニューは飾りなんですね！オススメを延々と飲んだり、味をオーダーして選んでもらうのがコツです！
と、いきなり店内が消灯。なにかと思ってると、誕生日ケーキが運ばれて、ハッピーバースデーが行われる。もう、自由だなぁｗ おすそ分けもいただきました。近所の川島なお美の旦那さんのお店のものだとか。
ブルーチーズハムカツ（６５０円税込）追加だぁ！ほくほくサクサク、美味しい、美味しいぞお。
「あそこにある、変な名前のはどんなお酒ですか？」
「醤油の匂いがします」
「！？」
開春 寛文の雫（値段不明）。もう、色からしておかしいです。嗅いでみると本当に醤油の匂い！そして飲む。さらっとしてて油物に合う！なんじゃこりゃーーー！
日本酒マニアな方は、このスペックを見て驚いてください。ええ、おかしいですよね。７年古酒、日本酒度－１００、酸度４．７、精米歩合９０％。異次元。
こちらは友人オーダーの熱燗酒。梵ときしらず（値段不明）。大吟醸で有名な梵の熱燗向き酒とは珍しい！
お、そろそろ店内が混んできました。椅子を外してスタンディングで入ってもらってるようです。そろそろお暇しましょうか。なんか、希少で高いお酒飲みまくった気がするのですが（汗）。
ビビりながらお会計を見ると、３人で１９０００円（税込）。１人約６３４０円ってところですね。ホッ、そこまで常識はずれにならないで済みましたｗ 考えてみれば新宿のお店も同じような料金イメージでしたね。
うーむ、驚きと感動がまぜこぜになった楽しい飲み会になりました。まさしくGEM（宝石箱）ですなぁ。今回は僕らはマニア組だったわけですが、隣のグループは初心者みたいで、いろんな飲み比べを提案してもらって凄く楽しんでる様子でした。
日本酒に興味があれば、だれもがその万華鏡のような世界観の虜になってしまうであろうお店「GEM by moto」。違う世界の扉が開く気がしますよ！冒険心あふれる皆さんにお勧めのお店です。
GEM by moto
東京都渋谷区恵比寿１－１０－９
【火～金】17:00～24:00【土・日・祝】13:00～21:00
定休日：月曜日
Twitterやってます。お気軽にフォロミー！
神奈川建一（）
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皆さんは日本酒好きですか？
「八海山や獺祭とかは好きだよ！」おっ、いいですねー。どちらも僕の好きな銘柄です。
「十四代や田酒、黒龍飲んだことあるよ～」やりますね！どれも一般の酒屋には並ばない地酒の代表銘柄ですね。もちろん僕も大好きです。
ただ、お酒はなんでもそうですが、恐ろしく奥が深い。そしてその奥を覗くのはなかなか難しいものです。
しかし、安心してください。そんなディープ日本酒ワールドへの案内所が、今回ご紹介するお店「GEM by moto」。初心者には優しく日本酒の楽しみ方を、マニアにはさらなる日本酒の深淵を見せてくれる素晴らしいお店です。それでは行ってみましょう！
恵比寿の東口から少々歩いたところにお店はあります。この辺りはマンションやビルがメインで、その間にちょこちょこ小気味よいお店が並ぶエリア。繁華街というわけではないので、落ち着いた雰囲気はさすが恵比寿といったところ。こういうところでしっとり飲むのは気持ちよさそう～。
今日はG＋経由の友達と来たので事前予約済みなのです。お店は1階にあります。開放的なガラス張りの入り口。バーにありがちな入りにくさがなく、お店のコンセプトがよく出ていて大好きです。お邪魔します～。
店内はこんな感じ。カウンターのみのスタイルはお店の人と、コミュニケーションをとりながら飲み物を決めるには最良のスタイル（要相談で個室もあるそうです）。柔らかい光のおかげか、とてもリラックスできます。これは店長である千葉麻里絵さんのお店造りのなせるわざ。
このお店は、新宿の同じく日本酒バーである「もと」（生もとの”もと”の字）の店長だった麻里絵さんが、２７年７月にオープンした新しいお店。僕はその頃からファンだったので、こちらにも通うようになったのです。ま、まだ２回めなんですけどねっｗ
さて、お通し（写真忘れました・・・芽キャベツのおひたし）が来ましたので、さっそくメインの日本酒を頼みましょう！
友人は仙禽GEMオリジナル（７００円税込）と新政GEMオリジナル（７００円税込）。量は前のお店と同じなら１００ｍｌかな？ちょっとわからないです。
僕は而今がなかったので、超王祿（７００円税込）。フレッシュですっきり。食前酒としてとても美味しい～。
肴もいきましょう！
豆腐の味噌漬け（５５０円税込）。こってりしてますが、味は薄くお酒の邪魔をしない。さすがのさじ加減。
くんせい全部盛り（１５００円税込）。サバとオリーブがやばいんです！うめぇぇぇえっ！
酒豪な友人たちはあっさりお酒を飲みきってしまい、次の品定めモード。しかし１人がいまいち決められない模様。彼は相当の日本酒マニアなので、メニュー表のお酒は大半が飲んだことあるものなのだそうな。そう、ここに載っているお酒は一流だけど、定番なもの。確かに彼からしたら、目新しさはないのかも・・・。
そんなところに、さっきまで複数人の１人客を接客していた店長が挨拶に来てくれる。
お、丁度いい。
「店長、彼に珍しい日本酒お願いできませんか？」
「じゃ、その燻製に合わせてみましょう」
で、出てきたのがこちら。
満寿泉×アンリ・ジロー２００５年ビンテージ（値段不明）。
・・・・・なんですかこれわぁぁぁっ！ｗｗｗ
１０年を超える大古酒（日本酒もマイナーですけど熟成酒があるのです）ですが、希少なオーク樽を使って寝かした逸品。ワイングラスで飲ませてもらうと、古酒独特のカラメル味はあるのですがすごくサラッとしてる。す、すげぇ！
じゃ、僕もメニューにないイイ感じの熱燗を！
不老泉 山廃仕込 純米吟醸（値段不明）。徳利とお猪口可愛すぎ。お味はまろやか～でふわっと温まる。燗の具合がすばらしく、酔ってる気がしません。ちなみに、温める前に常温でちょっと飲ませてくれます。粋だ、粋だぞぉぉぉ！
ふと周りを見ると、他のお客さんの前にはいろんな種類の瓶が置いてあるのですが、だれもメニューみていません。そうか、この店、メニューは飾りなんですね！オススメを延々と飲んだり、味をオーダーして選んでもらうのがコツです！
と、いきなり店内が消灯。なにかと思ってると、誕生日ケーキが運ばれて、ハッピーバースデーが行われる。もう、自由だなぁｗ おすそ分けもいただきました。近所の川島なお美の旦那さんのお店のものだとか。
ブルーチーズハムカツ（６５０円税込）追加だぁ！ほくほくサクサク、美味しい、美味しいぞお。
「あそこにある、変な名前のはどんなお酒ですか？」
「醤油の匂いがします」
「！？」
開春 寛文の雫（値段不明）。もう、色からしておかしいです。嗅いでみると本当に醤油の匂い！そして飲む。さらっとしてて油物に合う！なんじゃこりゃーーー！
日本酒マニアな方は、このスペックを見て驚いてください。ええ、おかしいですよね。７年古酒、日本酒度－１００、酸度４．７、精米歩合９０％。異次元。
こちらは友人オーダーの熱燗酒。梵ときしらず（値段不明）。大吟醸で有名な梵の熱燗向き酒とは珍しい！
お、そろそろ店内が混んできました。椅子を外してスタンディングで入ってもらってるようです。そろそろお暇しましょうか。なんか、希少で高いお酒飲みまくった気がするのですが（汗）。
ビビりながらお会計を見ると、３人で１９０００円（税込）。１人約６３４０円ってところですね。ホッ、そこまで常識はずれにならないで済みましたｗ 考えてみれば新宿のお店も同じような料金イメージでしたね。
うーむ、驚きと感動がまぜこぜになった楽しい飲み会になりました。まさしくGEM（宝石箱）ですなぁ。今回は僕らはマニア組だったわけですが、隣のグループは初心者みたいで、いろんな飲み比べを提案してもらって凄く楽しんでる様子でした。
日本酒に興味があれば、だれもがその万華鏡のような世界観の虜になってしまうであろうお店「GEM by moto」。違う世界の扉が開く気がしますよ！冒険心あふれる皆さんにお勧めのお店です。
GEM by moto
東京都渋谷区恵比寿１－１０－９
【火～金】17:00～24:00【土・日・祝】13:00～21:00
定休日：月曜日
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