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味の傾向:玄米四段仕込みを採用した低アルコール日本酒。香りはおだやかな甘いにおいで、グラスには炭酸の泡がびっしり付着する。リンゴを煮つめたような甘い味わいだが、酸味と炭酸と低アルで飲みやすさが確保されている。さすがの仕上がりだ。

合わせた料理:麻婆豆腐、さつまいもフライドポテト

購入価格(税込):1,650円(500ml)

僕の評価:70点/100点(花巴らしい濃さと軽さ)

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 こんにちは~、日本酒ブロガーの神奈川健一です。

 今回は奈良県のお酒をご紹介します。「花巴(はなともえ) あるもの尽くし」となります!2026年に発売された試験醸造のお酒のようですね。500ml瓶でリリースされた商品です。

 花巴といえば当ブログでも常連の銘柄。前回は3年ほど前のレビューでしたが、ストロベリーミルク味というブッ飛んだ1本でした。あれはすばらしかったですね~。



 甘味を主役にすえたお酒づくりを得意とするブランドですが、バランス感覚が絶妙で飲んでいて疲れない印象があります。個人的には甘すぎるお酒は苦手な方なのですが、花巴は好きなんですよね~。

 それではスペックを確認しましょう。

 アルコール度 8~9%
 精米歩合 非公開
 日本酒度 不明
 酸度 不明
 アミノ酸度 不明
 純米、吟醸香あり、原酒?、火入れ、玄米四段仕込み

 四段仕込みかつ10%を下回るアルコール度数が目立ちます。こりゃ~甘いでしょうねぇ。精米歩合は非公開ですが、玄米を使っている(四段目だけ?)ことからして、けっこう高めと予想できます。
 
◆煮つめたリンゴをキリッと冷やした感じ!

 しっかり冷やしてグラスにそそいでみます。外見チェックですね。おおっ、グラスにびっしり炭酸の泡がついている!さすが花巴、微炭酸のコントロールもお手の物ですね。色自体はかなり濃いイエローでくすんでいます。グラスの底にはオリも見えますね。

 香りを確認しましょう。かな~りおだやかなにおいですね。まあ、アルコール度が10%以下ですから、ここはしょうがないところです。甘い印象ですね。マロンや栗ようかんを思わせます。

 飲んでみましょう。

 「リンゴの味をギュッと濃縮したような濃い甘酸っぱさ!炭酸のおかげで飲みづらさがない!」

 これぞ花巴です!濃厚さと軽さの両立が見事ですね~。

 予想通りかなり甘い味わいです。熟したリンゴ、杏子、マロンでしょうか。和菓子っぽい雰囲気もありますね。スィーツと言ってもいいぐらいの甘さです。甘味にいろいろな表情があるのが、花巴らしい印象ですね。

 この濃厚な甘味を微炭酸と酸味でしっかりフォローしています。普通ならアルコールの刺激でバランスを取るのですが、このお酒は10%以下の低アルなのでこういう設計になっているのですね。炭酸がすごくいい仕事をしています。

 合わせる料理は刺激的なものがよさそうだな~と感じました。中華やエスニックなどですね。麻婆豆腐に合わせてみましたが、軽やかで上品な紹興酒のようなイメージで楽しむことができました。アルコール度が低く酔いにくいので、晩酌の最初の方で活躍しそうです。
 
◆さらなる進化に期待

 低アルコール・濃厚さ・飲みやすさ、を同時に実現しようと取り組んだ意欲作の1本でした。花巴も人気が出てからずいぶん時間が過ぎている気がします。こういう新たなチャレンジを繰り返して、変化していこうという姿勢は応援したくなりますね。

 2026年はこのお酒の他に2本同時に試験醸造酒が発売されたようです。ファン・市場にどう受け止められるかはわかりませんが、花巴のチャレンジ精神はきっと変わらないでしょう。さらなる飛躍を期待します!

 「花巴 あるもの尽くし」、新しい試みがハイレベルでまとまった1本でした。花巴ファンの方はぜひ飲んでみてください!
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名称:花巴 あるもの尽くし